「そよ風発電」が可能に!気球の動力源に使えるか? [トンデモ学説]
実際の構造は次のようになっています。銀をプラスチックで挟んだ冊を風でたなびかせるだけです。
発電したときの電圧・電流のグラフも論文にありました。
だいたい平均値は、80V / 15uA くらいなので、1.2mW といったところですね。Spresense や NXP LPC11U24 などは省電力モードでは数mA程度で動くので、複数短冊をつければ十分動力源として使えそうです。
短冊そのものは軽いものでしょうから、凧や気球にこの短冊をつければ、よい電力源になりそうです。
この技術を開発したのはどこかなと調べてみたら中国の重慶大学でした。中国の大学はどんどんレベルアップしてますね。特に工学分野は目覚ましいものがあります。日本の大学もがんばれ~!
( ー`дー´)/~
エネルギーハーベスティング-身の周りの微小エネルギーから電気を創る“環境発電"-
- 出版社/メーカー: 日刊工業新聞社
- 発売日: 2014/10/24
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Yosoo 静電発電機 物理学 科学玩具 静電発生器 静電誘導 火花放電 点放電 コンデンサ 電気発電機
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モデルスターリングエンジン電力発電機、ミニ熱風スターリングエンジンモーターモデル、子供のおもちゃ科学実験デモンストレーションキットf
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- メディア: その他
【大どんでん返し!】金星に生命の痕跡か? [トンデモ学説]
【プレスリリース】金星にリン化水素分子を検出 ~生命の指標となる分子の研究に新たな一歩https://t.co/RQHHB2uCTw
— 国立天文台 アルマ望遠鏡 (@ALMA_Japan) September 15, 2020
アルマ望遠鏡とハワイの電波望遠鏡JCMTの観測成果。リン化水素(ホスフィン)は生命の指標として注目される分子ですが、未知の化学反応による可能性が高いと考えられています。 pic.twitter.com/aL6MZTg8bq
前回、人類が地球外にコロニーを作るのならば、火星ではなく金星であるべきだということを説明しました。金星には、植物が必要とする窒素、二酸化炭素、リン、カリウム、カルシウム、マグネシウムが豊富にあるからです。しかも、地表では400度90気圧の金星大気も 50km 上空は約30度1気圧と人類にとってこの上ない環境。
ラピュタの城のような巨大な気球を浮かべて外気を取り込み地表から土を採取すれば食物も栽培できます。金星の資源は豊富なので、気球さえもてば持続可能な生活圏を構築できます。水の確保は課題ですが、硫酸から水を抽出することで十分な量を確保できるかも知れません。
一方、火星は大気圧は低く寒く土以外の資源はほとんどありません。特に窒素が少ないのは致命的です。人類がコロニーを作ろうとしてもすぐに限界がくるでしょう。
これだけの好条件なので、人類が行かずとも生命がそこに生まれるのは自然な結果と言えるのかも知れません。いずれにしても、これから金星の探査が活発になりそうですね。どんな新しい発見に出会えるのか楽しみです!
(^^)/~
惑星気象学入門――金星に吹く風の謎 (岩波科学ライブラリー)
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気球工学―成層圏および惑星大気に浮かぶ科学気球の技術 (宇宙工学シリーズ)
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日ユ同祖論は本当なのか!? [トンデモ学説]
Wikipededia やこちらのサイトでは日本文化と古代ユダヤの文化の共通性について列挙されています。
・日本も古代ユダヤも塩でお清めする
・古代ユダヤも大晦日は夜ふかししていた
・古代ユダヤも正月にはお餅のようなパンを食べる習慣があった
・日本のお守りと古代ユダヤの護符は同じ
・神殿には皇室と同じ菊の御紋が刻まれている
・神社と古代ユダヤの神殿が同じ構造
・祇園祭の山車には古代ヘブライ語に由来する文様がある
・古代ユダヤのアークと神輿がほぼ同じ
・意味不明の古代の名前や掛け声は古代ヘブライにすると意味ある言葉になる
などなど、かなり怪しいものもありますが、その共通点はかなりの数にのぼります。ググると情報が山のように引っかかるので、詳細を知りたい方はネットサーフィンしてください。
しかし、古代にこんなグレートジャーニーがあったとするとロマンを感じますね。
で、ここからは持論ですが、、、
もし、本当に日本の文化のルーツが古代ユダヤだったとしてすると、いくつか面白い考察ができます。
・古代ユダヤ王国の消失が紀元前 770 年前、初代神武天皇の即位が紀元前 660年前。
神武天皇はグレートジャーニーを率いる部族の王で、日本に到着し天皇に即位した。
・日本神話は日本国内の物語ではなく、世界を舞台としたグレートジャーニーの物語だった。
・正倉院に保管されている古代ペルシャの宝物はグレートジャーニーで得た宝物だった。
・シルクロードはグレートジャーニーのルートだった。
などなど、、
しかし、なぜ日本なのか?というとこちらのサイトによると、”「東方の日出づる島」は古代より、ヘブライの民にとって「天国」を意味する”からのようです。
ひょっとしたら、はるか紀元前の中東の人々は日本列島という島々があることをすでに知っていたのかも知れませんね。本当かどうかはわかりませんがロマンがある話です。
(^^)/~
大和民族はユダヤ人だった―イスラエルの失われた十部族 (たまの新書)
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スーパープレッシャー気球が次の宇宙時代を切り拓く? [トンデモ学説]
長時間飛翔用スーパープレッシャー気球の開発と実証
http://www.isas.jaxa.jp/home/kougaku/03_report/2019_senryaku/24_saito_senryaku_report_2019.pdf
と、思ったけど研究費が数百万って、しょぼ・・・。しょぼすぎる。(´・ω・`)
なぜ、今「スーパープレッシャー気球」なのか?通常の気球は太陽に熱せられると内部の気体が膨張し気球を圧迫します。そのダメージを避けるため、内部の気体を逃し気圧を下げます。一方で夜になると冷えるので、バラストを投下して高度を維持します。
これを「ゼロプレッシャー気球」と呼びますが、どんどん内部のリソースを削っていくので、あっという間に気球が使えなくなります。それを克服するのが「スーパープレッシャー気球」です。
「スーパープレッシャー気球」は軽量で高強度の繊維で作られた気球で、気体の膨張にも耐えられるため、内部の気体を放出する必要ありません。繊維開発はグンゼやフジクラが担当しているようですね。
スーパープレッシャー気球の性能試験を実施
http://www.isas.jaxa.jp/j/snews/2006/0209.shtml
2016年にはNASAが「スーパープレッシャー気球」で46日ものロングフライトを実現。機材回収優先のため、この日数になったようで、気球そのものは100日を超えることも可能な状態だったようです。
【高論卓説】NASA「スーパープレッシャー気球」
https://www.sankeibiz.jp/business/news/170510/bsc1705100500011-n2.htm
高度50kmの成層圏で落ちない気球が実現できると世界は大きく変わります。携帯の基地局も減らせますし、衛星よりも細かく行えるセンシングが農業や交通、設備管理を大きく変えるでしょうし、また天気予報もより細かいレベルで行うことができます。
そして「スーパープレッシャー気球」の技術は、そのまま「ロックーン」にも使えますので小型衛星の打ち上げのコストダウンにも寄与できます。さらにはISSへの中継地点になるかも知れません。
ということを考えていたら、すでにアメリカではビジネスにしている会社があるのですね。(さすがにスーパープレッシャー気球ではないようですが)
https://worldview.space/
さすがアメリカだなぁ。しかも繁盛していそう。このようなサービスで着実にビジネスを伸ばしながら宇宙開発への足掛かりも作っていく。そんな実践型の日本の先端企業が出てこないかな。
(´・ω・`)
気球工学―成層圏および惑星大気に浮かぶ科学気球の技術 (宇宙工学シリーズ)
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日本の軍用気球 知られざる異色の航空技術史 (光人社NF文庫)
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【アフターコロナ】資本主義の次に来るものとは?「いいね!」主義の到来か? [トンデモ学説]
人類は資本主義を本当にこのまま続けられるか
https://toyokeizai.net/articles/-/313357?page=5
興味深いの読んでみました。雑に要約してみると、”今のまま消費中心の資本主義が行き過ぎるといつか破綻(ハードランディング)するだろう。そうならないためにはベーシックインカムの導入やモノやサービスを共有財産化していってはどうだろう?”という内容です。
”いつか破綻するだろう”というのは同意ですが、それを回避するのに社会主義を導入というところはどうなんですかねぇ?冷戦の時代に失敗しているのを”おかわり”するのもどうかと。
で、ここからはとんでも持論です。
私は資本主義の次には「いいね!」主義が到来すると予言します!
( ー`дー´)キリッ
冗談のようですが、結構まじめです。では、「いいね!」主義を解説しましょう。
人間の歴史を振り返って見ると、「投資」というのは、人間が社会生活を始めた古くから行われていた行為で、そうそう無くなるものではありません。
物々交換時代:
自分の欲しいモノと交換(リターン)するために、他の人たちが欲しがる何かを自分で探し出したり作り出す(投資)
金銀取引時代:
自分の欲しいモノと交換できる金銀(リターン)を得るために、他の人たちが欲しがる何かを探し出したり作り出す(投資)
貨幣取引時代:
自分の欲しいモノと交換できる貨幣(リターン)を得るために、他の人達が欲しがる何かを探し出したり作り出す(投資)
ここで、「金銀取引」から「貨幣取引」の移行で大きなジャンプがあります。紙切れというなんの価値のないものに価値を与えたというパラダイム・シフトが発生しました。金本位制がなくなったのは、ほんの数十年前の出来事なので、最近の話です。
で、アフターコロナはキャッシュレス化が進み「貨幣」さえもなくなる時代が来ます。
信用取引時代:
自分の欲しいものと交換できる信用貨幣(リターン)を得るために、他の人達が欲しがる何かを探し出したり作り出す(投資)
こうして見ると、いつの時代の人も(リターン)を得るために何かしら(投資)をするという行為を繰り返してきました。つまり、「所有」という概念は人の性なので社会主義は相容れることは出来ません。
では、その先はどうなるでしょう?このまま消費社会が続くのかというと、そうはならないというのが持論です。それを変えるのが「いいね!」です。
いいね!取引の未来:
自分の欲しいものと交換できる「いいね!」(リターン)を得るために、多くの人達に称賛される何かを探し出したり作り出したり行動する(投資)
「信用取引」から「いいね!」時代に転換するには、大きなパラダイム・シフトが必要です。しかし、それはすでに現在進行形で進んでいます。
最近は、科学技術が進んだため「自分の欲しいモノ」というのが少なくなってきています。世の中が便利になり生活に満足してきたわけですね。
一方で、多くの人は、SNSで代表されるように「いいね!」を欲しがるようになってきました。SNSで「いいね!」や、ゲームのポイントを集めるのに夢中になる人が増えてきています。「いいね!が欲しい」が「モノが欲しい!」に取って代わるようになってきたわけです。
さらに踏み込んで、「いいね!」で間接的に集めたポイント(アフィリエイト)は、モノや情報と交換できるようにもなってきています。
それがどんどん進んでくると、人々はより多くの「いいね!」を集めるためにボランティアや環境保護など、皆に称賛される社会貢献を率先して行うことになると思います。
そして、数多くのサービスが提供する「いいね!」を表すデジタルデータが経済の実体を牽引していくと「貨幣」という概念そのものが希薄になってきて、「貨幣」そのものが「いいね!」を表す多くの指標の一つになっていくことになると思います。
さらにもう一歩踏み込んで考えていくと、「いいね!」取引の境界が人と人を隔てる新たなボーダとなっていくかも知れません。まさにデジタルワールドの到来ですね、
新たな「いいね!」時代でも摩擦や争いが絶えることはないでしょう、でも人の行動原理が「貨幣を得たい」から「いいね!を得たい」という風に変わっていったら、きっと世界はもっと楽しく過ごしやすくなるんじゃないかなと思います。
アフターコロナも人類に幸あれ!(^^)/~
ポストコロナの資本主義 挑戦される国家・企業・通貨 (日本経済新聞出版)
- 作者: 岩村充
- 出版社/メーカー: 日経BP
- 発売日: 2020/08/21
- メディア: Kindle版
ポストコロナの「日本改造計画」 デジタル資本主義で強者となるビジョン
- 作者: 竹中 平蔵
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2020/07/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
2025年のデジタル資本主義: 「データの時代」から「プライバシーの時代」へ (NHK出版新書 623)
- 作者: 田中 道昭
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2020/05/11
- メディア: 新書
ACアダプター届いた!&お盆なので心霊現象について調べてみた [トンデモ学説]
で、お盆なので心霊現象を科学的に検証したサイトを読み漁ってみました。まずはこちらのサイト。
悪魔から幽霊まで、10の超常現象を科学的に説明する
http://karapaia.com/archives/52260765.html
心霊現象を全力否定する内容です。夢もロマン?もないですね。さらに、幽霊の気配については、次のサイトで科学的に再現することに成功しています。(目隠しをして複数の触覚を与えることで、脳に錯覚をおこさせるというかなり限定的な方法ですが)
幽霊の正体が明らかに? 科学実験で「得体の知れない存在」の誘発に成功
https://www.excite.co.jp/news/article/Tocana_201412_post_5203/
これだけでは科学技術大勝利!でつまらないなーと思ったのですが、科学振興機構のサイトに興味深い論文がありました。
心霊 現 象に おける実証 的研究(PDF)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsppj/10/1-2/10_KJ00003991209/_pdf/-char/ja
この論文は映像プロデューサーが書いたものなので、多少割り引いて読む必要はありますが、論文という体裁をとっているので、できるだけ客観的に記述されています。論文中で、心霊現象について次の観点で検証と考察を行っています。
(1)暗示錯覚説:長時間、霊を見たという人もおり、単なる錯覚とは言い難いと結論。
(2)磁場説:霊が出るといわれている場所で強い磁場異常が見られた。
(3)電圧効果説:日常的に強い磁場・磁気が発生することを考えると説得力を欠く。
(4)暗示幻覚説:意識が記憶がはっきりしている中で幻覚を見るという例もあり断定し難い。
(5)ESP幻覚説:ESP能力者がいるかどうかも分からないため説明に無理がある。
(6)因果関係説:霊が出る所に過去何かあったところが多く、電場に異常が見られる事が多い。
ということで、幽霊の出現と電磁波の異常について何かしら因果関係があることを示唆しています。さらに興味深いのは、霊能者と一般人が事故現場写真を見た時の反応の比較です。面白いので原文をそのまま引用します。
実験としては霊視能力者と一般人に各々2枚の写真を見せ(2枚とも見た目には何の変哲もない風景写真だが、その内1枚は殺人事件現場跡の写真)大脳皮質のどの領域に反応があるかという測定である。一般人の反応は2枚とも変化なかったが、霊視能力者は問題の写真で大きな反応が後頭葉の視覚野に現れ、視覚像が構成されているように思われる。
他にも検証をしていますが、この論文の要旨としては、①心霊現象が発生するところに磁場異常があることが多い。②霊能力者は心霊現象が発生しているところでは、脳内に何かしらの映像を形成しているらしいということが分かった。という2点に集約できると思います。
心霊現象はサイエンスの対象とはされていないので、これからも謎が解明されることはないと思いますが、それはそれで夏の風物詩として残り続けてほしいものですね。😉
幽霊を創出したのは誰か? Who Created the Ghost? WWシリーズ (講談社タイガ)
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2020/06/18
- メディア: Kindle版
【惑星コロニー】人類が目指すべきは火星ではなく金星なのでは? [トンデモ学説]
それに加え、スペースXは火星にコロニーを作ることを真剣に検討しています。まさに火星探査ラッシュと言ってよい状態なのですが、はたして火星は人類が目指すのに相応しい星なのでしょうか?
火星は、重力が小さい、大気は薄い、また固有磁場もないので薄い大気を貫く放射線が直接降り注いできます。そして何より寒い。平均気温で-55度です。大量の水もあまり期待できないでしょう。
地球に比べ、かなり過酷な世界と言わざるえません。テラフォーミングできたとしても活用できる資源が限られるため、かなり狭い領域となってしまうでしょう。まさに砂漠のオアシスですね。
本当に火星が人類にとってベストな移住先なのか?という疑問をもっていたら、こんな記事を見つけました!
人類は火星の前に金星を目指した方が良さそうな理由とは?
https://gigazine.net/news/20180315-venus-before-mars/
この記事によると、金星の地表上空50kmの場所では、気圧はほぼ1気圧。そして気温も30~50度と暑い夏程度。多くの放射線も大気が防いでくれます。そして大気中には硫酸だけでなく、二酸化炭素、窒素、水素も多く含むため、大量の水や作物の肥料を生成することもできます。
NASAは、飛行船型の探査機を飛ばす計画もたてているようです。
https://io9.gizmodo.com/how-nasa-could-build-a-cloud-city-over-venus-1672240059
しかし、そこで大きな障害となるのは金星固有の大気の流れである「スーパーローテーション」です。地球でいう偏西風のようなものですが、風速が桁違い。4日で金星を一周する速さです。偏西風は秒速30mに対し、スーパーローテーションは秒速100m。そして金星全体を覆っています。
https://andymaypetrophysicist.com/can-earth-become-venus/
これを克服する術が見つかれば、計画も具体化するかもしれませんね。日本の金星探査機「あかつき」が収集したデータの研究成果が重要になってきそうです。
金星への移住というと地表を思い浮かべる人がほとんどだと思いますが、金星の地表は90気圧。地球で言うなら海底の気圧と比べるようなものです。
となると1気圧の空気を充満した飛行船は海の上の船のようなもので、気圧を保っていれば沈むことはありません。濃硫酸の雲も問題ですが、金星の大気に酸素がほとんどないので、金属が腐食することはありません。気球や宇宙服を金属で覆っても大丈夫でしょう。
https://www.starletters.com/2018/06/18/is-a-human-mission-to-the-clouds-of-venus-possible/
飛行船内にある水や酸素は金星の外気に漏れ出ると非常に危険ですが、すでに人類は地球環境では非常に危険な水素やガソリンを安全に活用できる技術を身に着けています。克服できない課題ではないと思います。
一番の問題は、荒れ狂うスーパーローテーションですが、これも金星の気象をよく調べれば安全に飛行船を運用できる方法が見つかるでしょう。金星では天気予報が非常に重要になりそうですね。
https://www.starletters.com/2018/06/18/is-a-human-mission-to-the-clouds-of-venus-possible/
資源が乏しい火星でコロニーを作るよりも、資源が豊富な金星で「ラピュタの城」を作ったほうがよっぽど現実的だと思います。日本はここで火星探査のブームに乗るのではなく、金星探査に力を入れてほしいところですね。
(^^)/~
惑星気象学入門――金星に吹く風の謎 (岩波科学ライブラリー)
- 作者: 松田 佳久
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2011/08/26
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ここまでわかった! 太陽系のなぞ: 探査機の写真で見えてきたおどろきの姿 (子供の科学★サイエンスブックス)
- 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
- 発売日: 2014/11/05
- メディア: 大型本
大人のプラモランドVOL.5 金星探査機あかつき&宇宙帆船イカロス<蓄光版> (ロマンアルバム)
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2011/07/04
- メディア: ムック
「量子ゆらぎ」が人間サイズの物体にもあることの意味とは?自分の”存在”とは? [トンデモ学説]
人間サイズの物体に「量子的ゆらぎ」が確認される!
https://nazology.net/archives/63812
測定方法はまさに最先端。重力波を検出するために作られた観測装置「LIGO」を使っています。LIGOはレーザーで微妙な空間の変化を検出するのですが、それを40kgの鏡を通したところ、鏡の位置がゆらいでいるのが確認できたとのことです。この実験考えた人、天才ですね!
さて、ここからはトンデモ持論…
巨大な物体でも量子効果が観測できたということは、一体何を意味しているでしょうか?
ここで「人間原理」を振り返ってみましょう。
人間原理とは、物理学、特に宇宙論において、宇宙の構造の理由を人間の存在に求める考え方。 「宇宙が人間に適しているのは、そうでなければ人間は宇宙を観測し得ないから」 という論理を用いる。by wikipedia
つまり観測されるからこそ、その物体は存在するということになります。今回、観測された”ゆらぎ”とは、観測する度に微妙に位置が変わる現象のことを言っています。
このことは、ある広がりを持った存在が観測することによって位置が確定する。つまり観測されるまでは存在そのものが定かではないという結論になります。
しかし、この実験結果は、”あなた”自身にもあてはまります。”誰か”もしくは”何か”によって観測されるまでは”あなた”の存在は定かではないということになります。
でも意識のある自分は確かに存在しています。例え、宇宙空間で一人になったとしてもです。これはどう説明しましょう?
私はここで「量子もつれ」が”自我”に関係しているのではないかと思っています。(知らんけど)
世界初!画像にとらえられた「量子もつれ」と「ベルの不等式」の解説
https://www.bttp.info/physics/quantum-entanglement-image/
「量子もつれ」は量子状態がもつれたペアの2つ粒子の片方の状態が定まったら、もう片方も瞬時に状態が定まるというものです。
ここがまさにポイントです。「量子ゆらぎ」は観測されるまで位置(状態)は確定しない。一方、「量子もつれ」は離れた2つのペアの粒子の片方の状態が確定すれば、もう一方の状態も確定する。つまり片方の粒子は観測されていなくても状態は確定するということです。
このことは、もし自分が宇宙空間にたった一人放り出されたとしても、量子もつれ状態となっている”何か”とつながっていれば、その”何か”の状態が決まれば、自分の状態を確定させることができるということです。つまり自分の存在、”自我”を保つことができるという訳です。
自分が”自分”と意識できるのは、”量子もつれ”によって常に”誰か”とつながっているからと考えると、ちょっとロマンチックですよね。”運命の赤い糸”ってひょっとしたら本当にあるのかも?😉
( ゚ω^ )b
宇宙は「もつれ」でできている 「量子論最大の難問」はどう解き明かされたか (ブルーバックス)
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量子もつれとは何か 「不確定性原理」と複数の量子を扱う量子力学 (ブルーバックス)
- 作者: 古澤明
- 出版社/メーカー: 講談社
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謎のインターステラー天体「オウムアムア」に新展開!? [トンデモ学説]
太陽系外から来た天体「オウムアムア」は、“水素氷山”だった? 新たな仮説の真実味
なんと、「オウムアムア」が大量の水素が固まった水素氷山なのではという説です。銀河中に漂う分子雲の中にある水素が、数十万年という長い年月をかけて凝固した氷山?の可能性があるとのことです。水素氷山であれば、オウムアムアの奇妙な形状や動きが説明できるとのこと。
ここで、オウムアムアの軌道を振り返ってみましょう。
いやぁ、ここまで太陽に近い軌道を回ってるなら、凝固しているとはいえ、水素ならあっという間に蒸発してしまわないですかね。近日点で水星の軌道の内側ですよ~。ちょっと無理筋じゃないですか?
しかし、地球には存在しないような物質の可能性があるという視点は面白いですね。水素氷山はさすがにないと思いますが、地球では存在し得ない代表的な物質として考えられるのは・・・
そう「モノポール」です!
http://www.tikalon.com/blog/blog.php?article=2013/anapole
モノポールはN極やS極の単一の極をもつ物質です。単一の極をもつということは内部の電子のスピンの方向はそれぞれ独自に制御できるようになり、電気工学ならぬ電磁気工学ができます。スピンの方向をメモリに活用した磁気メモリとかは有名な応用分野ですよね。
ナノスピントロニクス研究センター
しかし、それだけじゃなく、電磁気力は光子が媒介することを考えると、モノポールに光があたると交換する先がないので何かしらスピンに影響を与えるように思います。(知らんけど)
となるとモノポール内の量子のスピン状態が変わると思われます。「量子スピン」といえば「量子もつれ」!「量子もつれ」といえば「量子通信」!
世界初の多次元量子テレポーテーションに成功
量子通信は時空を超えて、どんなに離れている相手にも瞬時に情報を伝えられる夢の技術です。なので、もしこれがモノポールの塊だとしたら、それはやはり探査機の可能性が大ですね。
情通機構、50kg超小型衛星を利用した量子通信の実証に成功
ということで、「オウムアムア」は地球外文明が送り込んだ探査機であると断定させていただきます。😤
( ー`дー´)キリッ
モノポール―宇宙誕生の鍵をにぎる幻の素粒子 (ブルーバックス (B‐625))
- 作者: 広瀬 立成
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2020/06/05
- メディア: 新書
ファースト・コンタクト―地球外知性体と出会う日 (文春新書)
- 作者: 金子 隆一
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2020/06/05
- メディア: 新書
【祝】スペースX 有人宇宙船打ち上げ成功!日本の宇宙開発の未来は??? [トンデモ学説]
https://www.spacex.com/vehicles/dragon/
ブースターロケットも自分で着陸して再利用しちゃうんですから、技術面でもコスト面でもスペースシャトルを遥かに凌駕しています。
日本もH3の導入が間近ですし、イプシロンも運用されはじめ、衛星や物資の輸送コストがどんどん安くなり負けていません!ということで、日本の宇宙開発の今後の展望について少し調べて見ました。
JAXAにおける宇宙輸送に関わる取り組み
■ 日本の基幹ロケットはH3とイプシロンに
"H3" は2020年後半に試験機1号、2021年中盤に試験機2号が打ち上げられるようです。機体価格は従来の半分以下の50億円。現在のイプシロンと同等の機体価格です。
しかも個体ロケットブースターはイプシロンと共用できるように設計し、イプシロンの機体価格は30億円まで低価格化。これは新しいビジネスが生まれそうですね。通信など宇宙空間を利用したサービス産業が増えそうです。それに伴い衛星開発のビジネスも活性化しそう。
■ 再使用型輸送システムの研究を推進
スペースXは第一弾ロケットの再利用が注目されましたが、日本も再使用型宇宙輸送システムを研究しています。当初、スペースシャトル型の有翼往還機「HOPE-X」を検討していましたが2000年前半に凍結。
その後、再使用・観測ロケットの研究を実施していましたが、2015年頃に技術実証が終了しています。
ただ、この研究成果は現在の”再使用ロケット”「CALLISTO」に継承されています。「CALLISTO」は平たく言うならスペースXが実現した再使用ロケットの実験機です。こちらはなんとフランス(CNES)、ドイツ(DLR)との三カ国共同プロジェクト。
「CALLISTO」は2022年にギアナ宇宙センターで高度30km 飛行試験を行うそうです。その頃、スペースXは火星への物資輸送準備を進めている頃でしょうか。民間企業のスペースX1社が成し遂げたことを三カ国の国家研究機関が後追いをするというシュールな構図。
この分野では日本勢の迷走っぷりが伺えます。ここはアイディアの後追いとかじゃなく思い切った発想の転換がほしいところだなぁ。
■ LNG推進系で日本はトップランナー
JAXAはLNG推進系の開発も進めています。狙いは燃料の圧倒的な低コスト化と安全性向上です。なんと日本はこの分野で世界トップレベル!
ただ、一番の欠点は燃料が重いこと。水素燃料に比べ6倍重い。なので、軌道間輸送、軌道ー月面輸送や、ロケットの二段目エンジンでの活用が考えられているようです。
■ 民間との共創型プログラム「J-SPARC」
JAXAが民間の宇宙輸送機事業を技術支援するプログラムです。次のベンチャー企業との共同開発が進んでいるようです。
(株)スペースウォーカー
再使用型有翼ロケット実験機の開発
PDエアロスペース(株)
ジェット燃料・ロケット燃料の切り替えを行うエンジンを有した有翼ロケット実験機の開発
インターステラテクノロジズ(株)
言わずと知れたホリエモンロケットです。早く実用化されるといいですね。
スペースワン(株)
固体燃料3段式ロケット。21年に事業化を目指すそうです。(スゴイ!)
日本の民間企業もがんばっていますね。スペースXよりも遥かにコストが安い宇宙輸送機が実現できるのも時間の問題かもしれません。がんばれー日本!😄
■ ロックーンは再発明されないの?
再利用ロケットもいいですけど、個人的には超小型衛星打上用の気球型空中発射ロケット(ロックーン)がまた注目されるんじゃないかなと思っています。
戦後すぐに高価なロケットに変わるものとして考案されたものです。ヴァン・アレン帯の発見に貢献するなど当時でもそこそこ使える技術でした。
時は流れて現代。気球はさらに丈夫で軽くなり、当時よりも遥か高高度まで到達できます。また機器は精密・高性能になり小型軽量のロケット・衛星でも十二分な能力を発揮できる時代になりました。
ロックーンなら、JAXAのLNG推進系も活躍できるでしょうし、繊維・縫製の技術は日本はトップクラス。日本なら高性能のロックーンが出来上がる気がします。大規模な発射場とかいらないし、数百万円程度で小型衛星が打ち上がるようになったら世界は変わるでしょうねぇ。😁
(^^)/~
(追記)
少し調べてみたら、ロックーンは欧州のESAが力を入れているようですね。エンジンにLPGガスを使うという発想まで同じ!おぉ、単なる思いつきの割にはいい線いってるじゃん。
機体価格は数百万とはならず、2億円程度なのでまだまだ高いですが、ロケットに比べれば桁が違います。運用がうまくいけばもっと安くなるでしょう。JAXAもチャレンジして欲しいなぁ。
https://news.yahoo.co.jp/byline/akiyamaayano/20181118-00104617/
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