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コロナの最新状況と第二波は来るのか? [徒然日記]

首都圏を中心に都市部でコロナが拡大しているなか、GoToトラベルが始まりました。今後、GoToイートも計画されているようです。よい機会なので、ここでコロナの状況を見てみましょう。例によって東洋経済さんの集計サイトからの引用です。

陽性件数はうなぎのぼりですね。これを見ると只事ではありません。

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PCR件数も増えています。傾向は陽性件数と明らかに相関ありですね。検査数が減っている時には陽性件数も減っています。市内の一定数に陽性者がいるということの証でしょう。

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再生産数を見てみましょう。前回 1.7 まであがっていましたが、1.4程度で数値が安定しています。PCR件数も増えているので、これが現在の日本のライフスタイルでの市中感染力の実態と考えてよさそうです。陽性者数が増えてきて、多くの人が警戒しはじめたのではないかと思います。

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陽性者が増えていますので要入院治療者も着実に増えています。

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重傷者も増加傾向ですね。あまりよい傾向とは言えません。医療体制の整備が急がれますね。

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死亡者は少ないですが、重傷者が増加していますので今後徐々に増加していくものと思えます。

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年齢分布を見るとやはり20代から50代の生産年齢の世代が多いようです。特に20代が突出しています。いわゆる夜の街含めサービス産業に携わっている世代が多くPCR検査が重点的に行われた結果かもしれません。

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政府がGoToを企画している背景には、陽性者は増えているものの重傷者・死亡者が低レベルにあることが背景にあるようです。やはりコロナウイルスが弱毒化していると見ているようですね。

ただ、このまま楽観できるかというとそうではないと思っています。個人的な意見ですが、本当の第二波は今年の冬に来るのではないかと思います。なぜ冬に風邪が流行するのか、次のような解説がありました。以下抜粋です。


新たな研究で、冷たい空気に触れて体内温度が下がると、免疫系がウイルスを撃退する能力も低下することが示唆されました。「マウスの気道細胞をモデルとして用いて検討した結果、鼻の中程度の低い温度(33度前後)では、宿主の免疫系がウイルス増殖を阻止する防御シグナルを誘起できないことが分かった」「屋外の冷たい空気を吸い込むと、一時的に鼻の中の温度が下がり、冷たい外気温によってウイルスが増殖して風邪を引き起こす」冬になると風邪のみでなくRSウイルスも流行します。呼吸器合胞体ウイルス(RSV)は、感染すると、風邪のような症状を起こすウイルスです。ただし、乳幼児や高齢者では重篤になることもあるため、特に注意が必要です。



寒さにより風邪が引きやすくなるのは、鼻孔が冷えることにより免疫系機能が阻害されることが原因のようです。つまり、現在は弱毒化しているコロナウイルスも、冬には免疫力低下により急速に症状が悪化する可能性があります。油断はできません。

このまま対策をせずに全国にコロナウイルスが広まっていくと、冬にどうなるかが心配です。
(´・ω・`)





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タグ:コロナ
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