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新型コロナと共存する未来 [トンデモ学説]

いつもクオリティの高い科学記事を提供してくれている「ナゾロジー」さんから、背筋が寒くなるような記事があがっていました。


新型コロナの「遺伝指紋」を作成した結果、日本にヨーロッパ型が侵入したことが判明
https://nazology.net/archives/57448


表題については、まぁ”知ってた速報”なのですが、恐ろしいのはこの記事の後半です。なんと、この新型コロナの変異速度が指数関数的に早くなっているというのです。


corona.png


これが意味するのは、ワクチンが出来たとしても、その頃にはまったく異なるウイルスになっていて、役に立たないかも知れないということです。

これだけ変異速度が早いのは潜伏・生存期間が長いのと関係していると思います。潜伏・生存期間が長ければ異なるコロナに罹患しやすくなり、それらが体内で混じり合い新しい型のコロナに変異するからです。

しかし、これに対してナゾロジーさんは、すばらしい洞察をされています。

「感染しても無症状になる型」がウイルスどうしの内戦に勝利した場合、それは人類にとっても勝利と言えるからです。ですが特定の型に援助を行い「ウイルスをもってしてウイルスを倒す」戦略は、つまるところウイルスとの共存です。


私もこの考え方に全く同意です。

問題はどうやって「感染しても無症状になる型」を支援するかという点です。私は、この戦略の鍵になるのは、日本やアメリカで新型コロナに効果があると投与されている「アビガン」、「オルベスコ」や「レムデシビル」といった薬たちだと思っています。

これらの薬は、当然ですが、症状を発生させる新型コロナを対象に投与されます。一方、無症状コロナは、投薬されることなく、場合によっては隔離もされずに人々の間を自由に行き来をして生き残っていきます。

生き残った無症状コロナが変異を続け、有毒コロナよりも強い感染力を身につければ、この生存競争の中で圧倒的に有利になり、一旦、今回の流行は収まるかも知れません。

しかし、その代償として、人の中でコロナは常に変化を続け、ある時突然凶暴化し、数年に一度、殺人的な風邪が人類を襲うことになるでしょう。

これは長い長い戦いになりそうです。これからは、どこへ行くにも、誰かに会うときも、事前のコロナ検査が必要になるかも知れません。オフィスで仕事、飲み屋で打ち上げというのは過去のものになりそうですね。
(´・ω・`)






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タグ:新型コロナ
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まいく

逆に、現状では変異が少ないとの記事を昨日見ました、現状では変異の必然性が低いからといった様な。。
いずれにしても勝利しているのはウイルス側ですよね。
by まいく (2020-04-24 09:27) 

ys_taro

未だかつてないほど実体がつかめないウイルスということなのでしょうね。どんな形であれ早く収束するといいのですが。このまま長引くと経済的にも政治的にも世界がどうなってしまうのか本当に恐ろしい…。
by ys_taro (2020-04-25 01:35) 

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