Arduino Nano と外付けEEPROM を接続してみた：息子と一緒に Makers：So-netブログ

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Arduino Nano と外付けEEPROM を接続してみた　[Arduino] [編集]

前回、Arduino UNO の内蔵EEPROMを試してみました。しかし容量が1024bytes しかないためアプリケーションは限定されそうです。ちょうど手持ちに外付けEEPROMがあるので試してみることにしました。

EEPROMは、ATMELの24C256です。256K bits の容量があります。

ATMEL 2Wire EEPROMS AT24C128/AT24C256
http://pdf.datasheetcatalog.com/datasheets/228/160402_DS.pdf

データシートからピン配置を抜粋してみました。I2Cでアクセスすることができます。WP（Write Protect）は読み書きができるようにGNDに接続をします。

デバイスアドレスは下記のように設定できます。A0/A1 はGNDに接続するので、デバイスアドレスは0x50になります。（R/Wビットは含まない7bit）

Arduino Nano と 24C256 を下記のように接続してみました。Arduino Nanoの場合、I2Cは、SCL/A5 pin, SDA/A4 pin　になります。

接続が分かるように、別アングルでも撮ってみました。

すでに試した人はいないかなと探してみたところ、どんぴしゃりの記事がありました。世の中の先駆者の方々に感謝です。

Using Arduino with an I2C EEPROM
http://playground.arduino.cc/Code/I2CEEPROM

サンプルのコードを見ると、アドレスを２回に分けて送信しています。念のため、Read/Writeプロトコルをデータシートで確認してみます。

24C256 byte write.png

Readが少し分かりにくいですが、Read/Writeともにアドレスを2バイトで送信していることが確認できました。

実際に試してみます。前回と同じように、書き込み用のスケッチでEEPROMにデータを保存、読み込み用のスケッチで記録されたデータを読み込み確認します。

書き込み用のスケッチを下記に示します。前回同様、動作させても何も起きない地味なプログラムです。

write ex_eeprom.png

読み込み用のスケッチです。記録されたデータを読み込み、シリアルモニターに表示します。

read ex_eeprom.png

正しくデータが書き込まれていることが確認できました！

serial monitor.png

これで Arduino Nano でも中規模のデータならSDシールドがなくても記録することができるようになりました。これから Arduino Nano を使い倒していきたいと思います！
（＾_＾）／～

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