SSブログ

宇宙は風船なのか膜なのか?ブレーン宇宙論とは? [トンデモ学説]

宇宙はビックバンから始まり膨張して生成されたというのは、すでに常識に近い理論ですが、それに異を唱えるのがブレーン宇宙論です。


brane universe theory.jpg
http://www.geocities.jp/todo_1091/short-story/017.htm


ブレーン宇宙論とは、宇宙が多層の膜で構成されており、今の宇宙は膜同志の衝突で生まれたという理論です。SF好きにはたまらないパラレルワールドです!

と言うと怪しげなものに聞こえますが、ブレーン宇宙論は「超ひも理論」から導き出された立派な学説です。

ブレーン宇宙論は、ビックバン理論では説明が難しかった”なぜ宇宙に反粒子が少ないのか?”、”なぜ重力が弱いのか?”という謎も矛盾なく説明できます。話題のダークマターもブレーン宇宙論で説明できる日も近いと思っています。


brane universe.jpg


注目すべき点は、ブレーン宇宙論による宇宙の成り立ちです。ビックバンのインフレーション理論のように、宇宙が膨張したり収縮したりすることがないことです。


ここからは私見なのですが、ビッグバンの根拠となっている赤方偏移。ハッブルが発見した、”遠くの銀河ほど赤く見える”という観測事実。これは遠くの銀河ほど、銀河から速く遠のいている証拠とされています。


inflation_universe.jpg


しかし、本当にそうなのでしょうか?遠くの銀河の光は何億光年もの彼方からやってきた光です。到達する過程でエネルギーを次第に失い、周波数の低い赤い光に変わってしまったと考えられないでしょうか?ビッグバン理論には何か重要な見落としがあるように思います。


ところで、ブレーン宇宙論の提唱者のリサ・ランドール博士。物理学者では珍しい女性というだけでなく、この美魔女ぶり!映画「コンタクト」のジョディ・フォスターのようです。こんな教授の講義なら毎回出席しちゃいます。


LisaRandall.jpg


博士には、ぜひビッグバン理論を打ち負かして、宇宙の未来が冷えた暗闇だなんて夢も希望もない予測を覆して欲しいと思っています!博士がんばれー。
(*´∀`*)ノ






ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く

ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く

  • 作者: リサ・ランドール
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2007/06/28
  • メディア: 単行本



宇宙の扉をノックする

宇宙の扉をノックする

  • 作者: リサ・ランドール
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: 単行本



ダークマターと恐竜絶滅―新理論で宇宙の謎に迫る

ダークマターと恐竜絶滅―新理論で宇宙の謎に迫る

  • 作者: リサ・ランドール
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2016/03/25
  • メディア: 単行本




nice!(34)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 34

コメント 3

ワンモア

宇宙モデルは色々出てきてワクワクしますよね。
私は現代科学に通じるものがあるインドや仏教の宇宙論が好きです(^^)
by ワンモア (2016-12-12 02:52) 

ys_oota

ワンモアさん、コメントありがとうございます。宇宙論はロマンですよね。生活になにか影響するわけではないですが、ワクワクします。
by ys_oota (2016-12-12 22:56) 

saia

ブレーン宇宙論、初めて知りました( ゚Д゚)
ビッグバン理論を覆す宇宙論とはビックリです!
ついでにランドール博士の美貌に更にビックリです!笑

by saia (2016-12-15 19:42) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。