Arduino を学習リモコンにしてリモコンコンセントをON/OFFしてみた [Arduino]
前回、リモコンコンセントのリモコンコードを解析しました。
リモコンコードは、HIGHの期間とLOWの期間をマイクロ秒で記録したものです。参考までに記録したデータを示します。偶数番データはHIGH、奇数番データはLOWになります。
リモコンフォーマットは一意に決まっているわけではないようです。符号化方式がゆるく定義されているだけで、フォーマットはメーカー側で自由に決められるようです。下記のサイトが参考になりました。
赤外線リモコン フォーマット一覧表
http://www.occn.zaq.ne.jp/suntarakoubou/WIrRC/FmtList.html
リモコンデータは38kHzの搬送波に乗せて赤外線で伝送する必要があります。解析したリモコンコードを 38kHz の搬送波にのせると下記のようになります。
一部を拡大してみました。
この波形をプログラムで実現するのは手間がかかりますが、先駆者の方々がすでに実践してくれています。私は下記のサイトが非常に参考になりました。
ARDUINOでリモコンを作成 @eiKatouBlog
http://eikatou.net/blog/2012/07/arduino-remocon/
このサイトを参考に、リモコンデータの送信プログラムのスケッチを作成しました。
プログラム中のdelayMicroseconds の値は、プログラムを動作させる時間に依存するので一意に決まるものではありません。実際にはオシロスコープで見ながら調整する必要があります。パラメータを変えながら波形を確認する手間がかかる作業です。先駆者の方たちに感謝です。
このスケッチを動かすために、Arduino に赤外線LEDを追加しています。(赤外線リモコン受信モジュールもついていますが、今回は使いません)
赤外線LEDを拡大しました。赤外線なので、肉眼ではLEDが光っているかどうか確認できません。デバッグなどで確認したい場合は、デジカメの液晶ディスプレイを通せば見ることができます。
それでは動作をさせてみましょう。前にリモコンコンセントとデスクライトで実験を行いましたが、今回も同じ環境にしてみました。
見事に3秒毎にON/OFFを繰り返しました!
前の実験でバラしてしまったリモコンはこれで不要になったようです。サイズも小さくできるし、いろいろなアプリケーションに応用できそうです。
(^_^)/~
関連記事
Arduino に赤外線受信モジュールをつなげてみた(2)
http://makers-with-myson.blog.so-net.ne.jp/2014-03-30
Arduino に赤外線受信モジュールをつなげてみた(1)
http://makers-with-myson.blog.so-net.ne.jp/2014-03-26
リモコンコードは、HIGHの期間とLOWの期間をマイクロ秒で記録したものです。参考までに記録したデータを示します。偶数番データはHIGH、奇数番データはLOWになります。
ON | 2552,2680,824,860,820, 860,824,1892,852,1868,824,1896,824,1892,828, 856,828, 856,848,53728,2552,2672,828,860,824, 856,824,1896,852,1864,824,1896,824,1896,852, 828,828, 856,828,53840,2560,2672,828,856,848, 836,824,1892,824,1892,828,1892,852,1868,852, 832,848, 832,828 |
OFF | 2552,2676,852,832,824,1896,848, 832,828, 856,828,1892,824, 856,852,1868,824,1892,852,53944,2556,2676,824,860,820,1896,828, 856,828, 852,848,1872,824, 856,828,1896,824,1892,824,53844,2552,2676,852,832,824,1896,848, 836,824, 856,828,1892,824, 860,820,1896,828,1888,848 |
リモコンフォーマットは一意に決まっているわけではないようです。符号化方式がゆるく定義されているだけで、フォーマットはメーカー側で自由に決められるようです。下記のサイトが参考になりました。
赤外線リモコン フォーマット一覧表
http://www.occn.zaq.ne.jp/suntarakoubou/WIrRC/FmtList.html
リモコンデータは38kHzの搬送波に乗せて赤外線で伝送する必要があります。解析したリモコンコードを 38kHz の搬送波にのせると下記のようになります。
一部を拡大してみました。
この波形をプログラムで実現するのは手間がかかりますが、先駆者の方々がすでに実践してくれています。私は下記のサイトが非常に参考になりました。
ARDUINOでリモコンを作成 @eiKatouBlog
http://eikatou.net/blog/2012/07/arduino-remocon/
このサイトを参考に、リモコンデータの送信プログラムのスケッチを作成しました。
プログラム中のdelayMicroseconds の値は、プログラムを動作させる時間に依存するので一意に決まるものではありません。実際にはオシロスコープで見ながら調整する必要があります。パラメータを変えながら波形を確認する手間がかかる作業です。先駆者の方たちに感謝です。
このスケッチを動かすために、Arduino に赤外線LEDを追加しています。(赤外線リモコン受信モジュールもついていますが、今回は使いません)
赤外線LEDを拡大しました。赤外線なので、肉眼ではLEDが光っているかどうか確認できません。デバッグなどで確認したい場合は、デジカメの液晶ディスプレイを通せば見ることができます。
それでは動作をさせてみましょう。前にリモコンコンセントとデスクライトで実験を行いましたが、今回も同じ環境にしてみました。
見事に3秒毎にON/OFFを繰り返しました!
前の実験でバラしてしまったリモコンはこれで不要になったようです。サイズも小さくできるし、いろいろなアプリケーションに応用できそうです。
(^_^)/~
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Arduino に赤外線受信モジュールをつなげてみた(2)
http://makers-with-myson.blog.so-net.ne.jp/2014-03-30
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http://makers-with-myson.blog.so-net.ne.jp/2014-03-26
電子工作 ardunio 用 赤外線リモコン受信 1838赤外線センサー付き 5個セット
- 出版社/メーカー: XD
- メディア: エレクトロニクス
はじめまして。
私も同じリモコンコンセントを持っていますのでぜひ同じことを
やってみたいと思います。
つきましてはソースコードをコピー&ペーストできる形で
公開していただけないでしょうか??
よろしくお願いいたします。
by 西川賢一 (2015-07-11 13:23)