私のデジ絵の教科書

デジ絵に関しては、娘がいろいろと技法に関する本をもっているのですが、私が特に参考にさせてもらっているのが『背景イラストの描き方（デジタル編）』です。

背景イラストの描き方-デジタル編 (コミックス・ドロウイングブック)

• 作者: コミックス・ドロウイング編集部
• 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
• 発売日: 2011/07/20
• メディア: 単行本

最初に描いた灯篭の絵は、この本を参考にして描いています。



絵が完成するまでの全体の流れをご紹介します。最初に本絵となる写真を選びます。過去の写真を引っ張りだして、自分のイメージや記憶に近いものを選びます。



この写真から消失点を設定します。消失点は一つとは限りません、この場合は二つになります。ここからラフの原画を描きます。



ラフから清書をします。この段階で各オブジェクト毎にレイヤーを持たせています。



せっかくの灯篭なので夕暮れ時の絵に仕上げたいと思います。彩色レイヤーを追加し、灯篭を暗く描きました。



さらに彩色レイヤーを追加して石段や建物を彩色していきます。



夕暮れ時の空をグラデーションで描き、その上に雲を描きました。灯篭が邪魔なので一旦レイヤを非表示にします。大分雰囲気が出てきました。



彩色レイヤーを追加し木々を追加します。ここは油絵の要領で下絵なしに追加していきます。



木々の背景に茂みを追加し、灯篭の明かりのフレアを追加しました。これで完成です。



このようにデジタルペイントは、多数のレイヤを使って絵を作っていくのが特徴です。今回は細かい部分は端折ってしまいましたが、ゼロ戦の絵では一つ一つステップを解説したいと思います。もっと詳しく知りたい方は、冒頭の教科書を参考にしてくださいね～。
（＾_＾）／～

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背景イラストの描き方-デジタル編 (コミックス・ドロウイングブック)

• 作者: コミックス・ドロウイング編集部
• 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
• 発売日: 2011/07/20
• メディア: 単行本

背景イラストの描き方 アナログ編: 様々な画材と技が産み出す、温かみのある風景 (コミックス・ドロウイングブック)

• 作者: コミックスドロウイング編集部
• 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
• 発売日: 2012/11/12
• メディア: 単行本

デジタル作画法 アニメで見た空と雲のある風景の描き方

• 作者: Bamboo
• 出版社/メーカー: ナツメ社
• 発売日: 2013/04/09
• メディア: 単行本

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タグ：デジタルペイント CLIP STUDIO

コメント 2

いやー　こんなことができるなんて大したものですねぇ

by COLE (2014-03-23 11:22) 

COLEさん、いつもコメントありがとうございます。これもツールのおかげです。（*＾＾*）技術の進歩ってすごいなと思います。
by ys_oota (2014-03-23 15:50)