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『Sony ACID Music Studio』でサウンドフォントを試してみた [DTM(音楽)]

Windows7マシンではサウンドフォントを使っていました。サウンドフォントとは、MIDIの音素ライブラリです。サウンドフォントを変えるだけで、一つのMIDIデータで色々な音色を楽しめます。

サウンドフォントを再生するソフトシンセには、CakeWalk社からフリーで提供されている『SFZ』を使います。下記サイトからダウンロードができます。

SFZ Free Download.png
http://www.cakewalk.com/Download/sfz.aspx

ちょっと分かりにくいですが、一番下の”Download SFZ Free!”でダウンロードできます。

SFZをインストールしただけではまだ使うことはできません。サウンドフォントが必要です。サウンドフォントを提供しているサイトはたくさんあるのですが、下記サイトの充実度は他の比ではありません。

sf2midi.png
http://www.sf2midi.com/soundfonts/

サインアップをする必要がありますがフリーでダウンロード出来ます。今回、三つのサウンドフォントをダウンロードしてみました。


『Sony ACID Music Studio』で使ってみましょう。MIDIトラックを追加し、MIDIデータを挿入しました。

DefaultScreenShot.png

標準で搭載されているソフトシンセ「Sony DLS Soft Synth」で再生してみます。こんなサウンドです。


ACID Music Studio SFZ DLS default powered by ピアプロ


それでは、SFZでサウンドフォントを使ってみましょう。「ソフトシンセの挿入」で「sfz」を選択します。

sfz setting.png

「ソフトシンセプロパティ」にコントロールパネルが出てきます。

ScreenShot.png

サウンドフォントは、コントロールパネル中の「FILE」をクリックすれば選択できます。

sfz screen.png


最初にピアノのサウンドフォントを選択してみましょう。

XP50 Piano0.png

こんな音になります。Sony DLSソフトシンセよりも広がりのある音になりましたね。


ACID Music Studio SFZ XP50Piano powered by ピアプロ


次にオーボエのサウンドフォントを選択してみます。

wt_oboe.png

オーボエというよりアコーディオンのようですね。


ACID Music Studio SFZ WtOboe powered by ピアプロ


最後に鉄琴のサウンドフォントです。

AlexGlockenspiel.png

同じ旋律なのに全く違う印象になりますね。なかなか良い感じです。


ACID Music Studio SFZ Glockenspiel powered by ピアプロ


このようにSFZとサウンドフォントを使うことで、同じMIDIデータで様々な音を楽しむことができます。VSTiなので他のDAWでも試すことができます。まだ使ったことがない方は試してみてください~。
(^_^)/~





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