『CLIP STUDIO』でゼロ戦の線画を起こす

前回『CLIP STUDIO』でラフ画を描きました。今回はラフ画から線画を起こしたいと思います。




メカメカしい物は輪郭がはっきりしているので、くっきりとした線画を描いてその上に色を乗せたほうがメリハリのある絵に仕上がります。

前回描いたゼロ戦のラフ線画です。これはこれで味がありますが線がぼんやりとしていますね。



線画は、ラフ画の上にベクターレイヤーを追加して書き起こします。ベクターレイヤーでは、線画はすべてベジェ曲線で描かれます。いくつかの点で線を表すことで、滑らかな曲線から直線まで綺麗に描くことができます。




ひとつひとつの線を調整していき、ゼロ戦の線画が出来上がりました。




こんな感じになりました。風防がまだ納得いっていませんが、修正はあとからいくらでもできます。




ラフ画のほうがソフトで味がありますが描き直しが大変です。多少手間がかかってもベジェ曲線で線画を起こした方がやり直しが楽で、しかもキレイに仕上がります。デジタルならではの絵の描き方ですね。

次回はゼロ戦に簡単な着色をしていきたいと思います。（＾_＾）／～


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