『Sony ACID Music Studio』の空間系エフェクターで遊んでみた：息子と一緒に Makers：So-netブログ

	ブログをはじめるログイン

『Sony ACID Music Stu..｜『Sony ACID Music Stu.. ブログトップ

『Sony ACID Music Studio』の空間系エフェクターで遊んでみた　[DTM（音楽）] [編集]

前回に続いて、オーディオプラグインで遊んでみましょう。デフォルトのプラグインである『ACID FX』には空間系エフェクターが備わっています。今回は、それを試してみましょう。

ACID FX.png

オーディオプラグインの真ん中に「LFO」というものがありますが、これが空間エフェクターです。

「LFO」は、Low Frequency Oscillator の略で訳すと低周波発振器です。LFOで時間的な揺らぎ（レート）や、音程の揺らぎ（深さ）を与えて原音と合成し、音に空間的な広がりをもたせることができます。

『ACID FX』には、「フランジ（フランジャー）」、「コーラス」、「フェイザー」、「ワウワウ」の四種類の空間系エフェクターが備わっています。それぞれについて確認してみましょう。音源には、前回使ったアコースティックサウンドをそのまま使います。

ACID Music Studio Loop Original powered by ピアプロ

今回は、ディストーションほど分かりやすくないので、後半だけに効果を加えてみたいと思います。そのためにサウンドトラックを二つ使います。

ACID console.png

まず「フランジ」を試してみましょう。フランジは、背景音にゆらぎを加えたような音になります。「レート」と「深さ」は次のように設定してみました。

さて、どんなサウンドになったでしょうか？聞いてみましょう。サイケデリックな感じが出ていますね。フランジはディストーションと一緒に使うと勢いのあるサウンドが作れます。

ACID Music Studio Franger powered by ピアプロ

次は、日本が発明したエフェクター「コーラス」です。フランジと同じ設定で試してみました。

あやしさ溢れたサウンドに仕上がりました。やはり一味違う味付けですね。

ACID Music Studio Chorus powered by ピアプロ

「フェイザー」です。フェイザーはその名の通り音をフェイズシフトして原音と合成するエフェクターです。

さわやかな感じのサウンドになりました。アコースティックギターによく合いそうです。

ACID Music Studio Phaser powered by ピアプロ

最後は「ワウワウ」です。足元で操作するあれですね。

これもなかなか良い感じです。懐メロに使えそうなエフェクターですね。

ACID Music Studio WahWah powered by ピアプロ

同じ空間系エフェクターでも、フィルタを変えるだけでこれだけ音にバリエーションが出てくるのが面白いですね。『Sony ACID Music Studio』は一万円弱のソフトですが、これだけの能力が備わっています。お買い得です。

『ACID FX』は、まだまだ機能がありますので、次回も引き続き調べていきたいと思います。（＾_＾）／～