今日は、息子と東京モーターショウ2013 へ行ってきました。モーターショウは、本当に久しぶりです。私は、車にそれほど興味がないのですが、工業デザインに興味を持ち始めた息子に、車体デザインの最前線を見せたくて連れてきました。
最終日前日なので、人出も落ち着いてきたかなと思ったのですが、甘かった！すごい人です。
私が最初に興味をもったのは、日立と三菱電機の大きなブース。電機メーカーがモーターショウにこんな大きなブースを出しているとは、これいかに？特に日立は、巨大なＦ１シュミレータまで設置する気合いの入れようです。
両社とも、モータなど電気自動車の基幹部品の展示が中心。考えてみれば、両社とも鉄道車両を作っているので、その強みが活かせるのですね。納得です。
こちらは、去年くらいから展示が増えている一体型ソーラールーフのパーツ展示です。トヨタ紡織さんのブースで見つけました。
このサンプルでは、60W 程度。でも、ルーフ全体を太陽電池で覆えば 300W 出せるそうです。なかなかの出力です。肝心のお値段は、コンセプト展示なのでなし。市販車に搭載されるのはもうちょっと先かな。移動できる蓄発電システムとして期待しているのですが。
さて、肝心のコンセプトカーの見学ですが、メジャーの各ブースは、どこも大混雑！満員電車のようです。大変だったぁ！そんな苦労して見てきたメーカーの中で、群を抜いてデザインがよかったのはレクサスです。
この質感、カッコいいですね。レクサス自転車も一緒に展示されていました。こちらも素晴らしいデザインです。CMで使われている巨大マネキンも展示されていたのでパチリ。こちらも、私と息子のお気に入り。
レクサスのお隣はBMW。レクサスに比べると、ありきたりで見劣りする感じです。ガルウィングはカッコいいですけどね。
GT-Rの日産はどんなコンセプトカーを出してくるか楽しみだったのですが、それがこちら。。。
日産ファンの私から見ても、このデザインはどうかと。若手デザイナーと若年層ユーザーが一緒にデザインしたようですが、なんでこうなるの？
ホンダのコンセプトカーは、次世代NSXを意識したもの。可もなく不可もなくといった感じです。
ホンダの展示で目を引いたのは、F1初参戦のレーシングカー。50年前に、こんな美しいフォルムの車体を作り上げていたというのに驚きです。
二輪車の中で、目を引いたのは川崎のデザインです。こちらコンセプトカーの三輪モデル。でも、これはモックで動かないそうです。走行スタイルによって変形する設計を考えているようですが、モックではねぇ。
一方、こちらは市販車。仮面ライダーのような風貌！さすが、Ninja を生み出した会社です。カッコいい！
その他にもたくさんの会社が最新車種を展示していたのですが、キリがないので最後にひとつだけ。
いすゞ自動車の大正時代のトラック展示。レトロな車体の展示は少ないので見に行きました。
しかし、ちょっと様子がおかしい。普通は、斜め前方の一番よいポジションに人だかりができるものですが、なぜか車体側面にカメラが集中。何でだろうと覗き込んでみたら、袴姿の素敵なコンパニオンさんが運転席に！おぉ、この会場で一番カワイイかも！ということで、私も一枚撮らさせていただきました。
二時間半ほどの見学でしたが、国内外からのたくさんの人で、二人ともぐったり。日本のモーターインダストリーの勢いは、まだまだ衰えていないことを身をもって実感してきました。でも、楽しかったね！
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