ESP-WROOM-02 のADCの続きです。使い方を調べてみると、色々と制約があることが分かってきました。こちらのサイトが非常に参考になりました。


ちょと裏技っぽいけど、ESP8266 でAD変換やる方法
http://qiita.com/azusa9/items/26e74e4e0d5773ce9c41


ポイントは二つ。

・ ADCの電圧測定範囲は、0.0~1.0V で 10bit 分解能。
・ analogRead() は使えない。system_adc_read() 関数を使う。


ということで、下記のようなスケッチを試してみることにしました。


extern "C" {
#include "user_interface.h"
}

void setup() {
Serial.begin(115200);
}

void loop() {
int value = system_adc_read();
Serial.println("Value: " + String(value));
delay(1000);
}



電源の3.3Vを分圧して ESP-WROOM-02 の ADC に突っ込んで測定をしてみました。





実際の測定風景はこんな感じ。





測定結果はこちらになります。データは20点測定した平均値です。


電圧測定値

0.98987

0.86864

0.69703

0.59594

0.47482

0.29293

0.20205

0.09493

0.06565

0.03030




なかなか良いデータが取れました。グラフにすると綺麗なリニア特性が現れました。





ということで、ESP8266のADCは十分使えることが分かりました。
次はいよいよ心拍センサーを動かしてみるか。
p(`・ω・´)q





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