今回は、先日秋葉原で買ってきたタッチセンサーを試してみました。タッチセンサーは INTERLINK ELECTRONICS社のFSLPというセンサーです。




秋月の資料はついてくるのですが、正直まったく使い物になりません。INTERLINK ELECTRONICS社の下記のサイトから資料を入手するのがお薦めです。(資料のダウンロードにあたっては、メール登録が必要です)


FSLPセンサー
http://www.interlinkelectronics.com/jp/FSLPSensor.php#


ここまで出しちゃっていいの?というくらい資料が充実していますが、Arduino で実験するにあたっては、インテグレーションガイドが参考になります。インテグレーションガイドの中に参考回路が記載されています。





さらに、ポジションと圧力をセンスする手順が丁寧に記載されています。これはものすごく参考になります。こちらが、ポジションの検出手順です。




圧力の検出手順は STEP4 の計算式をはしょりました。詳細を知りたい方はINTERLINK ELECTRONICSさんのサイトでダウンロードしてください。




これらの資料をもとに回路を組んでみました(汚くてすいません)。抵抗は推奨回路のとおり4.7kΩを使っています。





スケッチを作成するにあたり、下記のサイトを参考にさせていただきました。とっても参考になります。


fslp-led-strip-arduino-demo / FslpLedStripDemo / FslpLedStripDemo.ino
https://github.com/pololu/fslp-led-strip-arduino-demo/blob/master/FslpLedStripDemo/FslpLedStripDemo.ino


スケッチは、なるべくインテグレーションガイドと対比しやすいようにTerminal1-3 に対応させてプログラムをしてみました。





動作確認の結果です。きちんとセンスしてくれました。なかなか使えそうですね。




先ほど参考にしたスケッチの元サイトですが、こんな素敵な作品を作っています。

New products (and demo): Force-sensing linear potentiometers and resistors
http://www.pololu.com/blog/336/new-products-and-demo-force-sensing-linear-potentiometers-and-resistors

このセンサー、ロボットの足底につけて荷重を精密に測定することにも使われているようです。応用範囲はたくさんありそうですね。
(^_^)/~






Arduino用 タッチシールド (MPR121搭載 Touch Sheeld) (赤 (ピンソケット実装済))

  • 出版社/メーカー: Umemoto LLP
  • メディア: エレクトロニクス



Arduinoをはじめようキット

  • 出版社/メーカー: スイッチサイエンス
  • メディア: エレクトロニクス



LCD&タッチセンサ活用の素 (基礎入門)

  • 作者: 後閑 哲也
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2010/07/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)