今日は、息子が『ビュートビルダー2』を使って、プログラミングにチャレンジしました。

正直、『ビュートビルダー2』に、あまり期待していなかったのですが、直感的に操作でき、プログラムの書き込みも簡単で出来はよさそうです。今回は、私は口を出さずに、息子にプログラミングを全て任せてみました。



最初は、動作確認を兼ねて、直進動作の確認です。『ビュートビルダー2』でのプログラミングはいたってシンプルです。



きちんと動作させることができました。配線は問題ないようです。




次に、転回動作の確認です。1秒間直進、2秒間右転回、1秒間後進する動作を無限に繰り返すように設定されています。



単純な記述でも、複雑な動作になるのが面白いですね。ルンバのようです。




最後は、息子が考えた、”チャルメラの音楽を鳴らしながら、180転回して行ったり来たりする動作” です。180度転回動作をする時間の設定には、少し知恵を絞る必要があり、手を貸しました。

180度の転回動作するには、ビュートローバの車輪が描く円の長さの半分の距離を動かせばよいので、

転回動作時間 = (ビュートローバの描く半円の長さ)÷(ビュートローバが1秒間に進む距離)

と、もとまるはずです。ということで、ビュートローバが1秒間にすすむ距離を測定させました。



測定している姿がこちら。


測定の結果、約9.1cm/秒でした。ビュートローバの車輪の幅は、9.75cmだったので、それで円周の長さが分かります。

ビュートローバの描く半円の長さ = 9.75cm×3.14÷2 = 15.31cm
ビュートローバが一秒間に進む距離 = 9.1cm
転回時間 = 15.31cm÷9.1cm/秒 = 1.68秒

ということで、1.68秒に設定しました。このあたりの計算がすらすらと出来るようになると、将来、楽しみなんですけどね。



実際の動作がこちらです。誤差が効いているみたいで、きれいに180度になっていないところが、少し悔しいところです。




ライントレースまでは、まだまだ先が長そうです。でも、息子の食いつきは非常に良くて、この他にもいろいろとプログラミングをして楽しんでいました。ビュートローバは、値段も手ごろですし、ロボットの楽しさを知るには、すごくよい教材ですね。(^_^)/~


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ビュートローバー H8

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