SPRESENSEに限った話ではないのですが、ホール素子「THS119」を使う場合に少しはまったので、その注意点を備忘録として残しておきます。

THS119をSPRESENSEで扱うための回路は前回紹介しましたが、SPRESENSEには、次のように接続しました。





スケッチは次のような極めて簡単なものです。


#define DET_PIN 21

void setup() {
Serial.begin(115200);
pinMode(DET_PIN, INPUT_PULLDOWN);

sleep(1);
}

unsigned long n = 0;
void loop() {
int val = digitalRead(DET_PIN);
if (val == HIGH) {
Serial.println(String(n));
}
++n;
}



当初なるべく車輪の中心から遠いところでカウントしたいと思い(測定間隔が稼げるので)、テープ磁石の端でカウントしようと思ったのですが、まったくセンスしません。





ありゃ?回路失敗したか?と思ったのですが、いろいろ試行錯誤をしたところ、テープ磁石の真ん中近くだとうまくセンスしてくれることがわかりました。





どうも、素子に対して垂直に磁束が入らないとカウントしないみたいです。





測定用のメカを3Dプリンタで試作したのですが、作り直しとなってしまいました。
トホホ (´・ω・`)





SONY SPRESENSE メインボード CXD5602PWBMAIN1

  • 出版社/メーカー: スプレッセンス(Spresense)
  • メディア: Tools & Hardware