最近、製品の技術ドキュメントの作成を海外のチームと行っているのですが、今時のドキュメント作成は進んでますねー。ドキュメントの開発も GitHub でオープンで行う時代になってきたんですね。そのキーテクノロジーが "Asciidoctor" というツールです。



http://asciidoctor.org/


この Asciidoctor はなんと Ruby で作られています。Ruby は日本で生まれたスクリプト言語です。データベースに強い言語のイメージがありましたが、活用の幅は着実に広がっているようですね。


asciidoctor/asciidoctor - GitHub
https://github.com/asciidoctor/asciidoctor/blob/master/README-jp.adoc


Asciidoctor はテキストでドキュメントを作成できるので、ソースコードのようにドキュメントの変更管理ができます。プロセッサーを通すと HTML5、PDFなどに変換することができます。しかも出力はかなり綺麗。これは便利です。

オープンな技術はどんどん進化していきますね。そのうち回路図やPCBレイアウトもGitHubで管理する時代がくるかも知れません。特にマクロをなんとかして欲しいなぁ。GitHub でAsciiで手軽に管理できて、プロセッサーを通すと色々なフォーマットに変換できると便利なんだけどなぁ。
(^^)/~





ドキュメント作成システム構築ガイド[GitHub、RedPen、Asciidoctor、CIによる モダンライティング]

  • 作者: 伊藤 敬彦
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2016/03/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)