明日、10月12日に小惑星が地球をかすめるという話題がネット上で取りざたされているので、どれぐらいの距離をかすめるのか調べてみました。





カラパイアによると距離は 68,000km 。なんだそれほど近くないじゃんと思うところですが、実は静止軌道のすぐ近く。気象衛星ひまわりのすぐ近くをかすめる感じです。





大きさは10m-30m くらい。気象衛星ひまわりが8m位の大きさですのでぶつかったら一撃で粉砕です。実際の軌道の様子はこちら。



http://earthsky.org/space/near-earth-asteroid-2012-tc4-close-pass-october-2017


これが地球に落ちてきたとしたら、どの程度の爆発力か試算してみました。

前回ロシアに落ちた隕石は17m程度の大きさで、だいたいTNT火薬500キロトン程度と言われていますので、単純にその2倍と考えるとTNT火薬1000キロトンくらいにはなりそうです。広島型原爆が15キロトン換算ですので、1000キロトンというと、広島型原爆の60倍程度ですね。

ただ、そのエネルギーがすべて地表で開放されるわけでなく、空中を滑空しているときにも開放されますので、広島型原爆60倍のものよりも被害ははるかに小さいでしょう。

しかし、ツングースカ隕石が5000キロトンということですので、その1/5だとしても都市部に落ちれば壊滅的な打撃を受けるのは間違いないです。

ミサイルも怖いですが、宇宙から降ってくる撃墜不可能な物体にも目が離せません。
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