息子は世に言う ウィキペディアン。彼いわく ウィキペディア を開かない日はないようです。スマホにも専用アプリをインストールし、何か疑問に思ったらすぐに検索するそうです。しかし、最近こんなメッセージが、でかでかと出るようになってきました。





かなり経営が圧迫されている様子。サーバーの維持にものすごい費用がかかるのは仕事柄よく知っています。それを寄付だけでやっていくのは大変でしょう。息子も ”ウィキペディア大丈夫なのかなー?”と心配しています。

私も自他ともに認めるオープンソース信者。ここは一つ貢献しちゃろうか!ということで、思い切って寄付をしちゃいました!アメリカ人と違って寄付に慣れていないのでドキドキします。





寄付すると、すぐに電子メールで感謝のお手紙が届きました。



ウィキメディア財団に¥ 3000の寄附をお寄せ頂き、ありがとうございました。ウィキメディア財団は非営利組織で、ウィキペディアをはじめ、その他の自由な知識を無料で提供するプロジェクトをサポートしています。私たちの使命は、世界中で最もアクセスできる包括的で自由な知識の源を構築することです。

知識は基本的な人権であると私たちは考えています。人類がデジタルの未来に突入していることから、私たちには、オンラインで知識にアクセスするための、オープンで、アクセス可能で、公開されたスペースが必要です。ウィキメディアこそがそのスペースなのです。ウィキメディアは、地球上の何百もの言語で、人々により、人々に対して自由な知識をお届けしているのです。

年間を通じ、南極大陸を含めあらゆる大陸の人々がウィキペディアの編集に参加し、閲覧しています。およそ5億人の人々が、文化遺産の保護から、癌検知の改善、また宿題のリサーチまで、あらゆることを求めて、毎月ウィキペディアで調べています。皆、学ぶことが目的なのです。ウィキペディアを読み、発見するのです。

誰もが「ウィキペディアン」になれます。ウィキペディアで探しているものが見つからなければ、それは自分で作成できます。様々な記事、言葉、画像、データは、知識を世界中で共有しようとする様々なボランティア達のコミュニティによって作成されているのです。

私たちはいつも、どうすれば自分たちのインパクトを高められるかを考え、明日のウィキペディアと姉妹プロジェクトが、今日よりもより正確で、情報豊かで、アクセス可能になるよう努力しています。皆様からのご寄附がそれを助けてくれるのです。

私たちがさらにもう一年成長し皆に良い影響力となるようご協力くださりありがとうございます。

ウィキメディア財団



微々たる金額ではありますが、ウィキペディアの理想に協力できたと思うとちょっと嬉しい気分になります。息子も嬉しそうにしてました。ウィキペディア の中の人達、これからも頑張ってくださいねー!
(^_^)/~






ウィキペディア・レボリューション―世界最大の百科事典はいかにして生まれたか (ハヤカワ新書juice)

  • 作者: アンドリュー リー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2009/08
  • メディア: 単行本



Wikipediaをつくったジミー・ウェールズ (時代をきりひらくIT企業と創設者たち)

  • 作者: スーザン・メイヤー
  • 出版社/メーカー: 岩崎書店
  • 発売日: 2013/02/25
  • メディア: 単行本



A Social History of Knowledge II: From the Encyclopaedia to Wikipedia

  • 作者: Peter Burke
  • 出版社/メーカー: Polity
  • 発売日: 2012/01/17
  • メディア: ペーパーバック