前回、クリックすると背景色とテキストを変えるアプリケーションを作りました。今回はクリックで画像を移動するアプリケーションを作ってみたいと思います。

まず、前回作成した Rectangle を MouseArea ごとコピーをして左右に並べます。それぞれが画像を表示するためのエリアになります。




Rectangleは全部で3つで、Rectangle1、Rectangle2、Rectangle3 です。QMLファイルは下記のようになりました。





動きをつけるために、StateGroup という属性をQMLファイルに追加します。ここに画像を移動するための記述を加えます。





MouseAreaがクリックされた時に、どのStateに移動するかを各Rectangleの属性に記述します。





それでは、アプリを起動してみましょう。





左をクリックしてみます。





右をクリックしてみます。





期待通りにアプリケーションが動いてくれました。本当に簡単に動きがつけられますね。QMLの仕様が秀逸です。Qtなかなか使えそうです。Tutorial を読んでいたら、画像の移動時にアニメーションが付け加えられることも分かりました。次はアニメーションでアプリに味付けしてみたいと思います!
(^_^)/~


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