前回、Androidでアプリの画面モックまで作成しました。今回はその画面モックにArduinoと通信するためのネットワーク機能を追加したいと思います。

今回、Androidで修正するファイルは下記の二つです。さらにネットワーク用のクラスを一つ追加します。





AndroidManifest.xml では、アプリからINTERNETを使えるようにするための設定を追加します。





次にネットワーク用のクラス AsyncSocketを追加します。





AsyncSocketを実装します。サーバーとなるArduinoのIPアドレス(xxx.xxx.xxx.xxx)とポート番号(5000)は仮の値を設定しておきます。






新たにクラスを追加した理由について疑問に思った人がいると思います。それはこちらのサイトに記述されています。


「AsyncTask」利用:android.os.NetworkOnMainThreadExceptionエラーへの対応方法
http://garnote.com/2012/10/android-os-networkonmainthreadexception.html


また、AsyncTaskの使い方については下記のサイトが参考になります。(簡単にAsyncTask<Param, Progress, Result>の引数について説明すると、最初のParamは execute関数で渡す値の型、Progressは処理の進捗を渡す値の型、Resultは処理結果を渡す値の型を指定します。)


AsyncTaskの使い方考察
http://d.hatena.ne.jp/Nagise/20120309/1331265123


最後に、PlaceholderFragmentクラスに修正を加えます。色の濃い部分が前回からの変更部分です。わずか3行です。(^^;





Android側のネットワーク機能はこれで実装が出来ました。しかし、まだ相手となるArduinoの実装がないので動作確認ができません。次は、いよいよArduino側の実装を行いたいと思います。
(^_^)/~


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