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極小モーターモジュールを実装その2 [ロボット]

前回デュアルN-ChのFETを使って極小モーターモジュールを作ったのですが、どうも配線の引き回しがやりにくい。ということで、単発のFETで実装をし直しました!


DSC04531.JPG


基本的な実装は前回と同じで、FETのドレインと電源ラインとの間に10uFのコンデンサを挟んでいます。いやー小さすぎてカメラで映してもピンボケしてしまいました。


DSC04533.JPG


気になる重さは0.8g!前回はデュアルで1.70g だったので、0.1g 減量できたことになります。


DSC04534.JPG


しかし、これで一円玉よりも軽いんですよねー。我ながらすごいな・・・。
次はいよいよ電気系の組み上げです!
( ー`дー´)












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極小モーターモジュールを実装! [ロボット]

極小 ESP-WROOM-02に続き、極小モーターモジュールを実装しました。仕事が危機的状況なのに、寝る間を惜しんで、何やってるかなーオレ・・・。


DSC04530.JPG


モータードライバはSI4900DYというデュアルNchFETを使いました。


MotorDriver.png


本来IC保護用のダイオードも必要ですが、小電力のコアレスモーターなので省いてしまいました。しかし、細かい。我ながら頑張ったなぁ。


DSC04528.JPG


重量は二つのモーターを合わせても1.70g!!うん、頑張った!


DSC04529.JPG


バッテリーを除いた電気系全体では、1.75g + 1.70g + 1.70g + α(半田+グルー)で、5.3g 位かなぁ。目標の10g以内はなんとかなりそう?
σ(=_ = )








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軽量実装を検討してみた! [ロボット]

非力なモーターのドローンは軽さが命。ということで可能な限り軽量に実装したいところ。基板はそれ自身に重量があるので避けたい。ということで、銅箔テープとカプトンテープ、ポリウレタン銅線(エナメル線)で軽量実装できないか検討してみました。


DSC04495.jpg


今回試してみるのは、0603のコンデンサー。すごく小さい部品です。


DSC04496.jpg


銅箔テープとカプトンテープを張り合わせます。銅箔テープ側はGNDや電源に使います。


DSC04504.jpg


穴をあけてポリウレタン銅線を通し、銅箔テープとはんだ付けします。


DSC04505.jpg


カプトンテープ側にコンデンサと銅線をはんだ付けをしてみました。最初はちょっと苦労しましたが、慣れてくると時間がかからず出来そうです。


DSC04506.jpg


全体重量は0.06g。これなら抵抗やコンデンサなど全体を組み上げても1gにもならないでしょう。


DSC04509.jpg


はんだ付けのときに威力を発揮したのが”はんだ付け用ペースト”。はんだ付け前にこて先に少しつけておくと、はんだがこて先にうまく乗ってはんだ付けしやすくなります。


DSC04520.jpg


あとは部品が揃うのを待つのみ。激安部品を手配したので中国からの空輸待ちです。部品が揃ったら、組上げに入りたいと思います。5月2日までに間に合うかなー。
σ( ̄ー ̄;












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プロペラの推力を測定をしてみた!(2) [ロボット]

ちょっとした事故があり、随分と時間がかかってしまいましたが、新しいバッテリーで推力測定をしてみました。前回の測定の様子はこちらを参照してください。


DSC04489.JPG


こちらが今回の測定結果です。青いのが今回のバッテリで測定した結果で、オレンジが前回の結果です。前回にくらべて若干推力があがっていますが、思ったほど向上していません。

これがこのモーターの限界なのかなぁ・・・。


PropellaThrust.png


だいたい1.7g と少しなので、4つで7gくらい。これではバッテリーを持ち上げるのも厳しいかも。測定方法の問題ということも考えられるので、とにかく組み上げてみて試してみたいと思います。案ずるより産むが易し!
σ(-`ω´-;)






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ミニドローンを買ってみた! [ロボット]

実験ばかりではなかなか検討が進まないので、ミニドローンを買ってしまいました!バラすこと前提なので、一番安いものにしました。


DSC04485.JPG


おもちゃなのでさすがにプロポは安っぽいです。しかしこのミニドローン、いっちょ前にモード2だけでなくモード1もサポートしているようです。使う気にはなりませんが。。。


DSC04486.JPG


アップにしてみると、なかなかカッコいいですね。


DSC04487.JPG


試運転の様子は、そのうち披露したいと思います。
(^_^)/~








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ESP8266で駆動しているFET(モータードライバ)を測定してみた [ロボット]

前回のプロペラの推力測定で途中で推力がダウンしてしまう原因を探るために、FETの様子を観察してみることにしました。


DSC04471.JPG


測定するのは、FETのゲートとソースの間、ドレインとソースの間の電圧です。


VDSandVGS.png


実際に測定をしてみた結果がこちらです。


VDSandVGS_pwm.png


動画だとPWMで変化している様子がよく分かります。





電圧を見る限り特段おかしなところはありません。デューティ100%になったときのドレインとソースの電圧を見てみます。


VDS.png


だいたい 0.01V。ちょっと低すぎる感じがします。データシートを見てみます。VDSが0.01Vで、VGSが3.1Vくらいになります。


datasheet.png


データシートから類推するに、ほとんど電流が流れていないということになります。推力のサチりはどうも、バッテリーが原因っぽいですね。
ε~(=. = )





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プロペラの推力を測定をしてみた! [ロボット]

ついに念願のプロペラの推力測定をしてみました!

DSC04471.JPG


動画で見ると変化の様子が、よく分かります。





PWMのレンジは0-1000までを設定し、100ずつ変更して測定をしてみました。その結果がこちら。


プロペラ推力グラフ.png


最大でも1.4g程度。推力なさすぎ。。。OTZ... デューティ比50%を過ぎると推力がダウンしてしまっています。モータードライバーの使い方が悪いのかも知れません。もう少し調査が必要そうです。
ε=(-. ー )





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ドローンのシステム基礎を学ぶ(13) [ロボット]

年越しテーマとなってしまいましたが、ドローンのシステム基礎の続きです。前回までプロポから、ロール目標速度(Φ target rate)、ピッチ目標速度(θ target rate)、ヨー目標速度(ψ target rate)を設定するようにしていました。


Drone-PID-system.png


しかし冷静に考えると、プロポでヨーの速度(Z軸回転:ψ)を設定するのはなんとなく分かりますが、ロール速度(X軸回転:Φ)、ピッチ速度(Y軸回転:θ)をプロポで設定するのは至難の業です。


drone.PNG


プロポからはロール(Φ)、ピッチ(θ)の目標角度を設定するのが現実的です。ということで、システム図をロール(Φ)、ピッチ(θ)の目標角度を設定するように変更してみました。


drone_basic_system.png


基本的な構成は二段階PID制御システムになります。目標角度(target angle)と測定角度(measured angle)から、目標角速度(target rate)をPID制御を使って算出し、それを後段のPID制御ブロックに渡してPWM値を求めます。

ここで、測定角度(measured angle)を算出には、ジャイロセンサーと加速度センサーを用いたセンサーフュージョンを使います。

センサーフュージョンは下記のような算出式と、DCM(Direction Cosign Matrix)もしくはQuaternion、Kalman Filter などのアルゴリズムで構成されています。

// preΦg、preθg、preψg は前回の測定角度
// Δt はジャイロセンサーの測定間隔
Φa = arctan(-ay/-az)
θa = arctan(ax/√(ay*ay + az*az))
Φg = preΦg + (Φ measured rate) * Δt 
θg = preθg + (θ measured rate) * Δt 
ψg = preψg + (ψ measured rate) * Δt 



センサーフュージョンは、最近は各センサーメーカーから提供されていることが多いので、利用するにあたって詳細まで知る必要はありません。

これで基本的な理論背景はだいたい整ったかな。あとは実践しながら考えていきたいと思います。
p(^ー^)q





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実証試験用のモーターとプロペラを購入 [ロボット]

ドローンの理論がだんだん分かってくると、試してみたくなるのが人の常。ということで、実証試験するためのモーターとプロペラを購入しました。ちっさー。これ、まともに飛ばせるかな・・・。


DSC04396.JPG


あとはマイコンとモータードライバを決めて、6軸センサーのMPU6050をつければ電気部品はそろいます。筐体はなんで作ろうかなぁ・・・悩む。
(^_^;








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ドローンのシステム基礎を学ぶ(12) [ロボット]

前回まで、PID制御の基礎理論について学びました。今回はこれをドローンに応用したいと思います。ドローンの制御系を振り返ってみます。詳しくはこちらを参照してください。


BasicDroneControl.png


この時K(-1) は、下記のように表現できます。詳しくはこちらを参照してください。


drone_control4.PNG


これにPID制御を加えると下記のようになります。システムを簡単化するために、Kr = Kp = Ky = Kt = 1/4k としました。また、p1, p2, p3, p4 はそれぞれのモーターのばらつきを補正する係数です。


Drone-PID-system.png


次はこれがどのようなプログラムになるのか確認してみたいと思います。
(^_^)/~





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