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【大どんでん返し!】金星に生命の痕跡か? [トンデモ学説]

少し前に、人類が目指すべきは火星ではなく金星なのでは?と問題提起をしましたが、なんと金星に生命がいるかも知れないということが発表されました。





前回、人類が地球外にコロニーを作るのならば、火星ではなく金星であるべきだということを説明しました。金星には、植物が必要とする窒素、二酸化炭素、リン、カリウム、カルシウム、マグネシウムが豊富にあるからです。しかも、地表では400度90気圧の金星大気も 50km 上空は約30度1気圧と人類にとってこの上ない環境。


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ラピュタの城のような巨大な気球を浮かべて外気を取り込み地表から土を採取すれば食物も栽培できます。金星の資源は豊富なので、気球さえもてば持続可能な生活圏を構築できます。水の確保は課題ですが、硫酸から水を抽出することで十分な量を確保できるかも知れません。


VinusCloudCity.jpg


一方、火星は大気圧は低く寒く土以外の資源はほとんどありません。特に窒素が少ないのは致命的です。人類がコロニーを作ろうとしてもすぐに限界がくるでしょう。


これだけの好条件なので、人類が行かずとも生命がそこに生まれるのは自然な結果と言えるのかも知れません。いずれにしても、これから金星の探査が活発になりそうですね。どんな新しい発見に出会えるのか楽しみです!
(^^)/~





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