【大どんでん返し!】金星に生命の痕跡か? [トンデモ学説]
少し前に、人類が目指すべきは火星ではなく金星なのでは?と問題提起をしましたが、なんと金星に生命がいるかも知れないということが発表されました。
前回、人類が地球外にコロニーを作るのならば、火星ではなく金星であるべきだということを説明しました。金星には、植物が必要とする窒素、二酸化炭素、リン、カリウム、カルシウム、マグネシウムが豊富にあるからです。しかも、地表では400度90気圧の金星大気も 50km 上空は約30度1気圧と人類にとってこの上ない環境。
ラピュタの城のような巨大な気球を浮かべて外気を取り込み地表から土を採取すれば食物も栽培できます。金星の資源は豊富なので、気球さえもてば持続可能な生活圏を構築できます。水の確保は課題ですが、硫酸から水を抽出することで十分な量を確保できるかも知れません。
一方、火星は大気圧は低く寒く土以外の資源はほとんどありません。特に窒素が少ないのは致命的です。人類がコロニーを作ろうとしてもすぐに限界がくるでしょう。
これだけの好条件なので、人類が行かずとも生命がそこに生まれるのは自然な結果と言えるのかも知れません。いずれにしても、これから金星の探査が活発になりそうですね。どんな新しい発見に出会えるのか楽しみです!
(^^)/~
【プレスリリース】金星にリン化水素分子を検出 ~生命の指標となる分子の研究に新たな一歩https://t.co/RQHHB2uCTw
— 国立天文台 アルマ望遠鏡 (@ALMA_Japan) September 15, 2020
アルマ望遠鏡とハワイの電波望遠鏡JCMTの観測成果。リン化水素(ホスフィン)は生命の指標として注目される分子ですが、未知の化学反応による可能性が高いと考えられています。 pic.twitter.com/aL6MZTg8bq
前回、人類が地球外にコロニーを作るのならば、火星ではなく金星であるべきだということを説明しました。金星には、植物が必要とする窒素、二酸化炭素、リン、カリウム、カルシウム、マグネシウムが豊富にあるからです。しかも、地表では400度90気圧の金星大気も 50km 上空は約30度1気圧と人類にとってこの上ない環境。
ラピュタの城のような巨大な気球を浮かべて外気を取り込み地表から土を採取すれば食物も栽培できます。金星の資源は豊富なので、気球さえもてば持続可能な生活圏を構築できます。水の確保は課題ですが、硫酸から水を抽出することで十分な量を確保できるかも知れません。
一方、火星は大気圧は低く寒く土以外の資源はほとんどありません。特に窒素が少ないのは致命的です。人類がコロニーを作ろうとしてもすぐに限界がくるでしょう。
これだけの好条件なので、人類が行かずとも生命がそこに生まれるのは自然な結果と言えるのかも知れません。いずれにしても、これから金星の探査が活発になりそうですね。どんな新しい発見に出会えるのか楽しみです!
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惑星気象学入門――金星に吹く風の謎 (岩波科学ライブラリー)
- 作者: 松田 佳久
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2011/08/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
気球工学―成層圏および惑星大気に浮かぶ科学気球の技術 (宇宙工学シリーズ)
- 出版社/メーカー: コロナ社
- 発売日: 2004/02/01
- メディア: 単行本