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インターステラー天体 A/2017 U1 オウムアムア の謎が深まる [トンデモ学説]

インターステラー天体「オウムアムア」に関するレポートが NASAから出ています。

A2017u1.jpg
NASA Learns More About Interstellar Visitor 'Oumuamua
https://www.jpl.nasa.gov/news/news.php?feature=7280

全体の要約をすると、こうです。

・オウムアムアは小さい天体で表面から噴出するガスが推力となって軌道や速度が変わった
・オウムアムアは太陽系の彗星よりも遥かに小さな天体のようだ
・オウムアムアを最初に発見したのは地球近傍小惑星の監視用の天文台
・オウムアムアはハッブルなど可視光の天体望遠鏡で確認できた
・しかし、赤外線望遠鏡 Spitzerで観測したがほとんど検出できなかった
・これは表面積が小さいためだと思われる
・しかし、一方でこの天体は通常の彗星よりも10倍明るい
・暗い天体は熱を溜めるが、反射率が高い天体は熱を吸収しないため明るい
・すなわち、この天体の表面は極めて低温であると考えられる
・おそらく、太陽に近づいたときに噴出したガスなどで表面が綺麗になったのだろう
・表面は氷や雪で覆われているのではないか?



このレポートで興味深いのは、赤外線と可視光での反射率の違いです。

”可視光では大きさや組成なども推測できたが、赤外線ではほとんど見ることができなかった。すなわち天体は小さく、表面が氷が雪で覆われているだろう。”

というのがレポートの結論ですが、逆に言うなら可視光は反射するが赤外線は吸収する天体ということです。氷や雪なら、太陽近傍で真っ先に溶けてないですかね??重力も小さいのに、なんで降り積もりますかね?太陽風で吹き飛ばされるでしょ。


ここからは私の勝手な妄想ですが、、

もし、恒星をフライバイする恒星間探査機を作るなら、太陽に近づくときには熱を反射し、逆に低温な状況になったら熱を逃さないようにする魔法瓶のような構造にするでしょうね。もちろん、方向や速度を変えるスラスターも装備してます。

つまりオウムアムアはそんな構造をもったものであると考えると、今回のレポートの結果と合うように思います。太陽系外から来た天体が、単なる天体なんてつまんないですからね!
(^^)/~






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