SSブログ

Sony Neural Network Console を OMEN HP15 で動かしてみた! [AI]

Deep Learning をするために GPU付ノートパソコン "OMEN HP15" を購入したので、早速ソニーのディープラーニングのフレームワーク「Neural Network Console」を動かしてみることにしました。


例によって動画でまとめていますので、お時間のある方はこちらをどうぞ。





”Neural Network Console”は、Windows版と、クラウド版がありますが、もちろんGPUを活かせるWindows版をダウンロードして使います。


s1.png
https://dl.sony.com

”Neural Network Console”のWindows版の最新版は”1.4.0”です。メールアドレスを登録すると、ダウンロード用のURLが記載されたメールが届くので、そこからダウンロードします。


s2.png



ダウンロードした、”neural_network_console_140.zip” ファイルを解凍するとと ”neural_network_console_140” フォルダの下に、"neural_network_console.exe" があるので、それを起動します。


s3.png


プロセッサーの設定をします。メニューのセットアップをクリックして、”ENGINE” メニューの ”Processor Type” をGPUに設定します。


s4.png


”EDIT”を押すと、ニューラルネットワークのプロジェクト画面が出てきます。


s5.png


この画面の "Training" の再生ボタン(三角ボタン)を押すと学習が開始されるはずですが、なんと "`status == CUDNN_STATUS_SUCCESS`:NOT INITIALIZED" というエラーが出てしまいました。
トホホ…


s6.png


いろいろと試行錯誤をしましたが、なんのことはないディスプレイアダプタのドライバをアップデートすることで問題が解決できました。


s7.png


学習が終わると学習経過がグラフで表示されます。


s8.png


次にプロジェクト画面の "Evalution" の再生ボタン(三角ボタン)を押すと、学習したニューラルネットワークの評価ができます。評価結果はこのニューラルネットの場合、"0" に近いと "4"、"1" に近いと "9" になります。


s9.png


これでは、どれくらいの認識率かよくわからないので統計画面で確認します。


s10.png


統計結果を見ると、認識率は "0.952" になりました。

さて、これをどう使うかですが、同じくソニーから出ている "SPRESENSE" で活用できます。次は、”Neural Network Console” と "SPRESENSE" の連携について試してみたいと思います。
(^^)/~








ソニー開発のNeural Network Console入門【増補改訂・クラウド対応版】--数式なし、コーディングなしのディープラーニング

ソニー開発のNeural Network Console入門【増補改訂・クラウド対応版】--数式なし、コーディングなしのディープラーニング

  • 作者: 足立 悠
  • 出版社/メーカー: リックテレコム
  • 発売日: 2018/11/14
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)




nice!(40)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 40

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。