SSブログ

Raspberry Pi で簡単 CGI ♪ [Raspberry Pi]

ストリーミングもできるようになったので、次はブラウザからカメラをサーボで動かせたら面白いかなーと思って、Raspberry Pi で CGIサーバーを作る方法を調べてみました。


DSC_0716.JPG


Apache を入れて設定してと、ちょっと面倒だなぁと思っていたのですが、Python を調べているうちに簡単にできることが分かってきました。

手順はいたって簡単。ホームディレクトリに "cgi-bin" というディレクトリを作り、Python のファイルを作って、ホームディレクトリで "CGIHTTPServer" というコマンドを実行するだけです。

順を追って説明します。


1)ホームディレクトリに "cgi-bin" というディレクトリを作ります。

pi@raspberrypi:~$  mkdir cgi-bin


2)"cgi-bin" の中に python ファイルを作成します。

pi@raspberrypi:~ $  cd cgi-bin
pi@raspberrypi:~/cgi-bin $  vi test.py
pi@raspberrypi:~/cgi-bin $  chmod 755 test.py


編集した test.py に実行権限を与えることを忘れないようにしてください。test.py の中身は、"Hello from CGI" を表示する単純なものです。

#!/usr/bin/env python
# -*- coding:utf-8 -*-

import cgi

print "Content-type: text/html\n\n"
print "<html><body>"
print "<h1>Hello from CGI</h1>"
print "</body></html>"


注意が必要なのは、Content-type の最後の2重改行"\n\n"です。2重改行がないとブラウザはHTML文書と認識できません。必ず2重改行をつけるようにしてください。


3)Python で "CGIHTTPServer" を実行します。

pi@raspberrypi:~ $  python -m CGIHTTPServer
Serving HTTP on 0.0.0.0 port 8000 ...


-m はモジュールの指定です。デフォルトではポート番号が8000番になっています。


4)PCのブラウザから Raspberry Pi のCGIにアクセスします。

URLは、Raspberry Pi に割当たっているIPアドレスを指定します。ポート番号を指定するのを忘れないように注意してください。

CGIHTTPServer.png



あっけなくCGIサーバーが出来上がりました。面倒な手続きは一切なし。Linuxの世界もここまできたかー。

次は外部機器をコントロールできるように、CGI経由でGPIOを制御してみたいと思います。
(^_^)/~





Raspberry Pi 3 MODEL B 【RS正規流通品】

Raspberry Pi 3 MODEL B 【RS正規流通品】

  • 出版社/メーカー: Raspberry Pi
  • メディア: Tools & Hardware



【Pi Zero+Base Kit】 Raspberry Pi Zero+Base Kit+SBcase

【Pi Zero+Base Kit】 Raspberry Pi Zero+Base Kit+SBcase

  • 出版社/メーカー: きばん本舗
  • メディア: エレクトロニクス



Raspberry Pi Camera V2

Raspberry Pi Camera V2

  • 出版社/メーカー: Raspberry Pi
  • メディア: Personal Computers




nice!(31)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 31

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。