『CLIP STUDIO』でゼロ戦のラフ画を描いてみる [徒然日記]
『CLIP STUDIO』で何を描こうかなと考えていたのですが、やはり息子のウケを狙うならゼロ戦だろうということで、ゼロ戦をモチーフに絵を描いてみることにしました。
早速、息子のゼロ戦の模型を借りてアングルを考えてみました。ラバウル航空隊のゼロ戦が朝焼けの中、出撃するイメージが浮かんできたので、後方からのアングルに決めました。
この写真をそのまま絵の素材に使うため、『CLIP STUDIO』に取り込みます。これから出撃していくイメージを出すために右下に配置しました。
この写真を線画に起こし直します。新しいレイヤー「ゼロ線画」を追加して、そこに「鉛筆」ツールで線画を描きます。写真をなぞる簡単なお仕事と思いがちですが、直線や曲線はフリーハンドで描くのが難しく意外と苦労します。
ゼロ戦の部分だけ色をつけるため、新しいレイヤー「ゼロ白マスク」を追加し白で塗りつぶします。この時、きちんと塗りつぶされているか確認しやすくするため、「用紙」レイヤーを明るい緑色にします。
ゼロ戦の下書きはだいたい完成しました。次に背景にとりかかります。ラバウルが、どんなところかよく知らないので、画像検索で土地の雰囲気を把握します。映画『永遠のゼロ』で、湾になっていたような気がしたのですが、それが確認できました。
新しいレイヤー「背景」を追加し、湾を描くことにしました。「水彩」ツールでだいたいの地形の雰囲気を描いて、「デコレーションツール」で木を追加します。全体を、もう一度「水彩」ツールでなじませて出来上がり。
山の描写が少し適当ですが、ラフ画なので細かい部分は気にしないようにします。
この背景にゼロ戦を表示させてみましょう。ゼロ戦に陰影がついていないので浮きまくりですね。
ゼロに陰影をつけるために、「ゼロ陰影」レイヤーを一つ追加し「水彩」ツールで陰影を描きます。
大分、背景になじみました。ラフ画はこれで完成です。
山が少し適当なのが気にはなりますが、自分のイメージに近いものが仕上がったので、これで良しとしましょう。次からは、このラフ画をベースに清書、着色していきたいと思います。
(^_^)/~
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『CLIP STUDIO』 で背景の詳細を描き込む
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『CLIP STUDIO』 でゼロ戦に陰影をつける
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この写真を線画に起こし直します。新しいレイヤー「ゼロ線画」を追加して、そこに「鉛筆」ツールで線画を描きます。写真をなぞる簡単なお仕事と思いがちですが、直線や曲線はフリーハンドで描くのが難しく意外と苦労します。
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山の描写が少し適当ですが、ラフ画なので細かい部分は気にしないようにします。
この背景にゼロ戦を表示させてみましょう。ゼロ戦に陰影がついていないので浮きまくりですね。
ゼロに陰影をつけるために、「ゼロ陰影」レイヤーを一つ追加し「水彩」ツールで陰影を描きます。
大分、背景になじみました。ラフ画はこれで完成です。
山が少し適当なのが気にはなりますが、自分のイメージに近いものが仕上がったので、これで良しとしましょう。次からは、このラフ画をベースに清書、着色していきたいと思います。
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Wacom 台数限定 プロフェッショナルペンタブレット CLIP STUDIO PAINT EX付属 Intuos5 Comic Edition PTH-650/K3
- 出版社/メーカー: ワコム
- メディア: Personal Computers
タグ:CLIP STUDIO ゼロ戦
2014-03-09 23:47
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コメント(2)
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お子さんのモデラーとしての実力は素晴らしいですね。
いつも感服しています。
by ktm (2014-03-10 20:04)
ktmさん、コメントありがとうございます。息子もホームページで自分の作品が公開されるのが良いモチベーションになっているようです。でも、最近はこだわりが強くなりすぎて、なかなか作品を公開させてくれないのが悩みの種です。
^_^;
by ys_oota (2014-03-11 00:21)