行ってきました!国際ロボット展 [徒然日記]
2年ぶりの開催ということで、本日、息子と国際ロボット展に行ってきました!
土曜日ということもあり、子連れが多かったのが印象的でした。しかも海外の方がすごく多かったです。ロボット大国としての日本は、世界からの注目度が高いんだなと、あらためて思いました。
最初は、産業用ロボットのブース。親子ともども巨大な産業用ロボット達に圧倒されてしまいました。日本の工業力の底力を見た感じです。
まずは、FANUC の巨大ロボ。圧倒的な大きさです。東京ビッグサイトにどうやって運んできたのでしょう。写真では、その巨大さを伝えられないのが残念です。
川崎重工は、車体製造ラインをそのまま持ってきています。ここまで来ると、工場見学です。
産業用ロボットで目を引いたのは、カワダロボティクスのセル生産システム用のロボットです。
人型ロボットで、セル生産で人が行っていた複雑な作業をこなすことができます。
ロボットが人に取って代わる時代が現実のものになってきました。高齢化社会に対する日本ならではの解決策ですね。私が子供の頃に夢見た世界はすぐそこのようです。
一方、サービスロボットのコーナーは、トヨタとNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の出展に注目しました。まず、トヨタから。
トヨタで気になったのは、トルクサーボロボットアームです。
これは、トルクセンサーという回転方向の力を検出するセンサーを使って、力の加わっている方向を検出し、力の方向にモータを回し摩擦力を打ち消すというものです。人が押しても抵抗を打消すので、なめらかに動くということでしたが、若干抵抗を感じました。ちょっと期待しすぎだったかな。
NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は、さまざまな企業の複合展示となっています。特に、パワーアシスト系の展示が多かったです。
まずは、ホンダさんの脚力アシスト。脚力が弱ったお年寄りのために、パワーアシストで歩幅を広げて、脚力向上をサポートするというものです。重量は 2kg くらい、バッテリーが 1時間程度。
ユーザからは、『もうちょっと軽くならない?』 という要望が出ているとか。そりゃ、脚力が弱くなっている人に、2kg を腰回りにつけるのは本末転倒だよなと。『なんで、こんな中途半端な形状にしたの?』 と聞いたところ、足全体のシステムとすると大がかりになるので、もっとコンパクトにならないか、いろいろ試した結果がこの形だっとか。考えすぎじゃないかなぁ。。。
さて、次はこの業界で有名なサイバーダインさん。サイバーダインは脚全体をサポートするパワードスーツです。ホンダさんと違い、重量は機構によりキャンセルできます。バッテリーの持ちは2時間程度。
トヨタのように、トルクセンサーを使って制御をしているのかと思ったのですが、筋肉の微弱電圧、筋電を検知して制御をしているそうです。早速試させてもらいました。
腕を上げると、追随して脚があがるデモです。持ち上がりは、ほぼ遅延なしですが、腕の力を抜くときは、少し遅れているようでした。しかも遅れはバラついています。制御のフィードバックは10msec 以内で処理しているということなので、力を抜くときの筋電の特徴にバラつきがあるのかなと思いました。生体情報を使った制御機構は難しいですね。
次に興味深かったのが、DJI の小型ドローンです。
値段がなんと5万円!振動キャンセルカメラマウントが7万円、GoProが2万円なのでトータル14万円くらいで、高画質空撮システムを構成できます。欧米では発売されており、日本はこれからだそうです。すでに放送局から引き合いがあるようです。
大学展示も多かったのですが、その中でもレベルの違いを見せつけたのが、東京大学生産技術研究所の深海探査用ロボットです。
バッテリは、8時間程度。自立制御のため、基本的に通信はしないようですが、一応、数十KHz オーダーで通信できるようです。海中なので比較的低周波ですね。すでに数十回の探査実績があるようです。東大生産研は、やはりすごいな。
その他、へび型ロボットや、怪しいロボットなど、面白ロボット盛りだくさんでいろいろと楽しめました。(夢の中に出てきたら、うなされそうなのもありますが。。。)
次は、2年後の2015年。どこまで技術が進歩しているか楽しみですね。
すっかり夢中になってしまい、気が付けば息子はヘトヘト。でも、きれいなお姉さんもたくさん見れたし、それで満足してくれ、息子よ! って、それも楽しめたのは私だけか。てへぺろ。
土曜日ということもあり、子連れが多かったのが印象的でした。しかも海外の方がすごく多かったです。ロボット大国としての日本は、世界からの注目度が高いんだなと、あらためて思いました。
最初は、産業用ロボットのブース。親子ともども巨大な産業用ロボット達に圧倒されてしまいました。日本の工業力の底力を見た感じです。
まずは、FANUC の巨大ロボ。圧倒的な大きさです。東京ビッグサイトにどうやって運んできたのでしょう。写真では、その巨大さを伝えられないのが残念です。
川崎重工は、車体製造ラインをそのまま持ってきています。ここまで来ると、工場見学です。
産業用ロボットで目を引いたのは、カワダロボティクスのセル生産システム用のロボットです。
人型ロボットで、セル生産で人が行っていた複雑な作業をこなすことができます。
ロボットが人に取って代わる時代が現実のものになってきました。高齢化社会に対する日本ならではの解決策ですね。私が子供の頃に夢見た世界はすぐそこのようです。
一方、サービスロボットのコーナーは、トヨタとNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の出展に注目しました。まず、トヨタから。
トヨタで気になったのは、トルクサーボロボットアームです。
これは、トルクセンサーという回転方向の力を検出するセンサーを使って、力の加わっている方向を検出し、力の方向にモータを回し摩擦力を打ち消すというものです。人が押しても抵抗を打消すので、なめらかに動くということでしたが、若干抵抗を感じました。ちょっと期待しすぎだったかな。
NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は、さまざまな企業の複合展示となっています。特に、パワーアシスト系の展示が多かったです。
まずは、ホンダさんの脚力アシスト。脚力が弱ったお年寄りのために、パワーアシストで歩幅を広げて、脚力向上をサポートするというものです。重量は 2kg くらい、バッテリーが 1時間程度。
ユーザからは、『もうちょっと軽くならない?』 という要望が出ているとか。そりゃ、脚力が弱くなっている人に、2kg を腰回りにつけるのは本末転倒だよなと。『なんで、こんな中途半端な形状にしたの?』 と聞いたところ、足全体のシステムとすると大がかりになるので、もっとコンパクトにならないか、いろいろ試した結果がこの形だっとか。考えすぎじゃないかなぁ。。。
さて、次はこの業界で有名なサイバーダインさん。サイバーダインは脚全体をサポートするパワードスーツです。ホンダさんと違い、重量は機構によりキャンセルできます。バッテリーの持ちは2時間程度。
トヨタのように、トルクセンサーを使って制御をしているのかと思ったのですが、筋肉の微弱電圧、筋電を検知して制御をしているそうです。早速試させてもらいました。
腕を上げると、追随して脚があがるデモです。持ち上がりは、ほぼ遅延なしですが、腕の力を抜くときは、少し遅れているようでした。しかも遅れはバラついています。制御のフィードバックは10msec 以内で処理しているということなので、力を抜くときの筋電の特徴にバラつきがあるのかなと思いました。生体情報を使った制御機構は難しいですね。
次に興味深かったのが、DJI の小型ドローンです。
値段がなんと5万円!振動キャンセルカメラマウントが7万円、GoProが2万円なのでトータル14万円くらいで、高画質空撮システムを構成できます。欧米では発売されており、日本はこれからだそうです。すでに放送局から引き合いがあるようです。
大学展示も多かったのですが、その中でもレベルの違いを見せつけたのが、東京大学生産技術研究所の深海探査用ロボットです。
バッテリは、8時間程度。自立制御のため、基本的に通信はしないようですが、一応、数十KHz オーダーで通信できるようです。海中なので比較的低周波ですね。すでに数十回の探査実績があるようです。東大生産研は、やはりすごいな。
その他、へび型ロボットや、怪しいロボットなど、面白ロボット盛りだくさんでいろいろと楽しめました。(夢の中に出てきたら、うなされそうなのもありますが。。。)
次は、2年後の2015年。どこまで技術が進歩しているか楽しみですね。
すっかり夢中になってしまい、気が付けば息子はヘトヘト。でも、きれいなお姉さんもたくさん見れたし、それで満足してくれ、息子よ! って、それも楽しめたのは私だけか。てへぺろ。
やさしいロボット工作―1人でこなす!「設計」「加工」「調整」 (I・O BOOKS)
- 作者: 神田 民太郎
- 出版社/メーカー: 工学社
- 発売日: 2011/07
- メディア: 単行本
タグ:国際ロボット展
ご訪問&nice!ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
by ぽちの輔 (2013-11-10 22:33)
こちらこそ、ご訪問&nice!ありがとうございます!
これからもよろしくお願いいたします。 mOm
by ys_oota (2013-11-11 21:11)
楽しくレポート見ました。MEMBER OF FIREBIRD
by ON00 (2013-11-12 10:02)
ON00 さん、コメントありがとうございます!
by ys_oota (2013-11-12 22:47)